特許
J-GLOBAL ID:200903016893283373

内燃機関の燃料噴射制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 真田 有
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-309476
公開番号(公開出願番号):特開平7-158480
出願日: 1993年12月09日
公開日(公表日): 1995年06月20日
要約:
【要約】【目的】 本発明は、内燃機関の燃料噴射制御装置に関し、燃料の蒸発特性を的確に把握して良好な燃料噴射量制御を行なえるようにすることを目的とする。【構成】 基本噴射量を設定する基本噴射量設定手段101と、内燃機関温度に対応して基本噴射量を補正する噴射量補正手段102とをそなえ、噴射量補正手段102が、基本噴射量中において燃焼室へ直接輸送される直送割合を設定する直送割合設定手段104と、吸気ポート内の付着燃料液膜から蒸発して燃焼室へ輸送される液膜輸送量を算出する液膜輸送量算出手段106と、直接輸送量を算出する直送量算出手段105と、基本噴射量の噴射により実現が予測される予測輸送量を算出する予測輸送量算出手段112と、基本噴射量と予測輸送量との偏差を直送割合を含めて補償し基本噴射量の輸送を実現すべき補正量を算出し補正量を含めた実噴射量を算出する実噴射量算出手段103とをそなえ、液膜輸送量算出手段106が、液膜輸送量を異なる蒸発特性に対応した部分輸送量の和として算出する部分輸送量算出手段110,111をそなえるように構成する。
請求項(抜粋):
内燃機関への吸気量に対し所要の空燃比を達成すべき燃料の基本噴射量を設定する基本噴射量設定手段と、内燃機関温度に対応して基本噴射量を補正する噴射量補正手段とをそなえ、同噴射量補正手段が、上記基本噴射量中において燃焼室へ直接輸送される直送割合を設定する直送割合設定手段と、吸気ポート内の付着燃料液膜から蒸発して燃焼室へ輸送される液膜輸送量を算出する液膜輸送量算出手段と、上記基本噴射量と上記直送割合とを用いて直接輸送量を算出する直送量算出手段と、上記基本噴射量の噴射により実現が予測される予測輸送量を上記液膜輸送量と上記直接輸送量とにより算出する予測輸送量算出手段と、上記基本噴射量と上記予測輸送量との偏差を上記直送割合を含めて補償し上記基本噴射量の輸送を実現すべき補正量を算出するとともに同補正量を含めた実噴射量を算出する実噴射量算出手段とをそなえて構成され、上記液膜輸送量算出手段が、上記液膜輸送量を異なる蒸発特性に対応した部分輸送量の和として算出する部分輸送量算出手段をそなえて構成されたことを特徴とする、内燃機関の燃料噴射制御装置。
IPC (2件):
F02D 41/04 330 ,  F02D 41/04
引用特許:
審査官引用 (7件)
  • エンジンの空燃比制御装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平3-207030   出願人:日産自動車株式会社
  • 特開平4-036032
  • 特開平3-213634
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