特許
J-GLOBAL ID:200903016900678303
拡声装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
志賀 正武 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-263288
公開番号(公開出願番号):特開平10-111691
出願日: 1996年10月03日
公開日(公表日): 1998年04月28日
要約:
【要約】【課題】マイクロフォン、パワーアンプ、スピーカが一体型の拡声装置において、トレーニング信号を用いなくてもハウリングを起こさずに大音量で音声を拡声することを可能とする。【解決手段】音声側とスピーカ側一対の隣接した指向性マイクロフォンMB,MAを使用し、音声側のマイクロフォン信号を拡声するとともに、スピーカSP側のマイクロフォン収音信号で適応フィルタAPFを働かせ、マイクロフォンMB、スピーカSP間の伝達関数を測定する適応フィルタ部440と、FIRフィルタ410を用いて測定した伝達関数に音声側の信号を畳み込み、その結果の逆位相信号で音声側のエコーをキャンセルするループと、音声の収音信号のある時間長のレベルをリアルタイムで計算し、音声信号レベルを判定して所定の大レベル及び小レベルの時、適応フィルタAPFの動作のストップ又はスタートを制御レベル検出回路430を有する信号処理装置300を備える拡声装置である。
請求項(抜粋):
適応フィルタを用いてマイクロフォン、スピーカ間の伝達関数を測定し、これを係数とするFIRフィルタを用いてハウリングを防止する拡声装置において、音声側とスピーカ側一対の隣接した指向性マイクロフォンを使用し、一方で音声側のマイクロフォン信号を拡声し、他方でスピーカ側のマイクロフォン収音信号で適応フィルタを働かせ、マイクロフォン、スピーカ間の伝達関数を測定する手段と、前記FIRフィルタを用いて上記の測定した伝達関数に音声側の信号を畳み込み、その結果の逆位相信号で音声側のエコーをキャンセルする手段と、音声の収音信号のある時間長のレベルをリアルタイムで計算し、時々刻々の音声信号レベルを判定して得た音声信号検出信号により、所定の大レベル及び小レベルの時、適応フィルタ動作のストップ又はスタートを制御する手段を具備することを特徴とする拡声装置。
IPC (7件):
G10K 11/178
, H03H 17/02 601
, H03H 21/00
, H04B 3/23
, H04R 1/40 320
, H04R 3/02
, H04R 27/00
FI (7件):
G10K 11/16 H
, H03H 17/02 601 N
, H03H 21/00
, H04B 3/23
, H04R 1/40 320
, H04R 3/02
, H04R 27/00 B
引用特許:
審査官引用 (2件)
-
特開平4-002928
-
回り込み信号防止回路
公報種別:公開公報
出願番号:特願平6-275212
出願人:国際電気株式会社
前のページに戻る