特許
J-GLOBAL ID:200903016933370339

噴射量学習制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石黒 健二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-318263
公開番号(公開出願番号):特開2006-125370
出願日: 2004年11月01日
公開日(公表日): 2006年05月18日
要約:
【課題】 噴射パターン切替点で発生するトルク段差を解消することを課題とする。【解決手段】 アイドル安定状態が成立した時に、仮学習モードである5回噴射から4回噴射に切り替える際、最初の3回噴射の噴射パルス時間を仮学習モードと同一のTONにセットし、4回目の基準噴射パルス時間をT1Bとする。このとき、噴射パターン切替点前後にトルク差が有る場合、エンジン回転速度はトルク段差に応じて変化する。この変化量に対応して4回目の噴射パルス時間を微調整して、噴射パターン切替点前後での回転速度差を所定値以内に制御する。この補正後噴射パルス時間と基準噴射パルス時間との差を切替点学習1モードの補正量(dT1N=T1N-T1B)としてメモリに記憶して実使用時のTQ-Qマップに反映させる。これにより、インジェクタ毎の噴射パルス時間に対する実噴射量のばらつきによる噴射パターン切替点前後でのトルク段差がなくなる。【選択図】 図5
請求項(抜粋):
(a)内燃機関の各気筒毎に対応して搭載された燃料噴射弁の噴射期間および開弁期間に相当する噴射パルス時間を、前記内燃機関の運転条件に対応して設定される噴射量指令値に基づいて、前記燃料噴射弁毎に独立して算出する噴射期間演算手段と、 (b)前記燃料噴射弁から前記内燃機関の各気筒に噴射する燃料の噴射形態を、噴射形態切替点前の噴射形態から噴射形態切替点後の噴射形態に切り替える噴射形態切替手段と、 (c)学習実行条件が成立した時に、前記噴射形態切替点前の噴射形態から前記噴射形態切替点後の噴射形態に切り替え、この噴射形態切替点前後のトルク差を検出するトルク差検出手段を有し、 前記噴射形態切替点前後のトルク差が小さくなるように、前記噴射形態切替点後の噴射形態における、前記噴射量指令値に対する噴射パルス時間を調整する切替点学習モードを実施する噴射パルス時間補正手段と、 (d)前記調整した噴射パルス時間と予め決められた基準噴射パルス時間との差を、前記切替点学習モードの補正量として記憶する学習値記憶手段と、 (e)通常の使用時に、前記切替点学習モードの補正量を、前記内燃機関の全運転領域に反映させる学習値反映手段と を備えた噴射量学習制御装置。
IPC (4件):
F02D 41/38 ,  F02D 41/04 ,  F02D 41/40 ,  F02D 45/00
FI (4件):
F02D41/38 B ,  F02D41/04 325B ,  F02D41/40 N ,  F02D45/00 340C
Fターム (50件):
3G301HA02 ,  3G301HA06 ,  3G301JA04 ,  3G301KA01 ,  3G301KA06 ,  3G301KA11 ,  3G301KA23 ,  3G301LB04 ,  3G301LB06 ,  3G301MA06 ,  3G301MA26 ,  3G301MA27 ,  3G301NA01 ,  3G301NA08 ,  3G301NB14 ,  3G301NC01 ,  3G301NC02 ,  3G301NC06 ,  3G301ND26 ,  3G301ND33 ,  3G301ND41 ,  3G301NE23 ,  3G301NE24 ,  3G301PB08Z ,  3G301PE01Z ,  3G301PE03Z ,  3G301PE06Z ,  3G384AA03 ,  3G384AA06 ,  3G384AA07 ,  3G384BA19 ,  3G384CA04 ,  3G384CA16 ,  3G384DA15 ,  3G384EA08 ,  3G384EA11 ,  3G384EB08 ,  3G384ED01 ,  3G384ED08 ,  3G384ED13 ,  3G384EE25 ,  3G384EF02 ,  3G384FA06Z ,  3G384FA15Z ,  3G384FA28Z ,  3G384FA55Z ,  3G384FA56Z ,  3G384FA57Z ,  3G384FA58Z ,  3G384FA61Z
引用特許:
出願人引用 (3件) 審査官引用 (1件)

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