特許
J-GLOBAL ID:200903016969809353

自動変速機の油圧係合装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 朝倉 悟 (外4名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-003725
公開番号(公開出願番号):特開平9-196085
出願日: 1996年01月12日
公開日(公表日): 1997年07月29日
要約:
【要約】【課題】 入力軸の回転を異なる2つのクラッチハブに伝達する複列クラッチとこの複列クラッチをそれぞれ締結する第1及び第2ピストンとを備えた自動変速機の油圧係合装置において、軸方向及び径方向のコンパクト化と、タービンセンサの設置容易性と、クラッチ焼きつきによるドラムバーストの回避と、要求されるクラッチ容量の確保とを併せて達成する油圧係合装置を提供すること。【解決手段】 複列クラッチを構成するハイクラッチH/CとリバースクラッチR/Cは、軸方向に重合しない様に隣り合う位置に配置され、クラッチドラム1は、両クラッチH/C,R/Cのドライブプレートが同じ内面に嵌合される同一部材により構成され、且つ、クラッチハブは、ハイクラッチハブ2とリバースクラッチハブ3との別部材により構成されている手段とした。
請求項(抜粋):
入力軸に直結されたクラッチドラムと、締結により入力軸の回転をクラッチドラムを介して2つの異なるクラッチハブに伝達する複列クラッチと、前記クラッチドラムの内周側に軸方向に向けて少なくとも一部を重ねて配置され、前記複列クラッチのそれぞれのクラッチ板に対し軸方向に移動可能な第1ピストンと第2ピストンとを備えた自動変速機の油圧係合装置において、前記複列クラッチを構成する第1クラッチと第2クラッチは、軸方向に重合しない様に隣り合う位置に配置され、前記クラッチドラムは、両クラッチのクラッチ板が同じ内面に嵌合される同一部材により構成され、且つ、前記クラッチハブは、第1クラッチのクラッチ板が嵌合される第1クラッチハブと、第2クラッチのクラッチ板が嵌合される第2クラッチハブとの別部材により構成されていることを特徴とする自動変速機の油圧係合装置。
引用特許:
出願人引用 (5件)
  • 自動変速装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平3-234675   出願人:ジャトコ株式会社
  • 特開平4-175545
  • 特開平3-157556
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審査官引用 (1件)
  • 特開平2-089871

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