特許
J-GLOBAL ID:200903017047312626

成形機の型締め条件設定方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 武 顕次郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-113906
公開番号(公開出願番号):特開平10-305468
出願日: 1997年05月01日
公開日(公表日): 1998年11月17日
要約:
【要約】【課題】 金型タッチ前の低圧型締め行程の期間を必要最小限にものにするべく、低圧型締め行程の開始位置を適正位置に自動設定できるようにすること。【解決手段】 試験型締め運転中における型締め用駆動力の実測値から、低圧型締め行程で求められる所定低圧型締め力値まで圧力降下した時点の位置の検出を行うと共に、この検出した位置と金型タッチ位置に相当する位置とを対比して、所定低圧型締め力値まで圧力降下した時点の位置が、金型タッチ位置に相当する位置の手前の予め定められた所定位置にない場合には、低圧型締め行程の開始位置を修正して、繰り返して試験型締め運転を行ない、所定低圧型締め力値まで圧力降下した時点の位置が、金型タッチ位置に相当する位置の手前の予め定められた所定位置にきた際の、試験型締め運転時の低圧型締め行程の開始位置を、成形運転時の低圧型締め行程の開始位置として、自動設定する。
請求項(抜粋):
型締め駆動源のストローク位置または回転量の位置換算値に応じて型締め条件を設定すると共に、可動側金型が固定側金型にタッチする前に、金型離型面に異物が存在する否かを検知するための低圧型締め行程を設け、この低圧型締め行程の後に、所定の型締め力を発生させるための高圧型締め行程に入るようにした成形機の型締め条件設定方法において、予め定められた低圧型締め行程の開始位置の基準データに基づいて試験型締め運転を行ない、この試験型締め運転中における型締め用駆動力の実測値から、低圧型締め行程で求められる所定低圧型締め力値(異物検出が可能な所定低圧型締め力値)まで圧力降下した時点の位置の検出を行うと共に、この検出した位置と金型タッチ位置に相当する位置とを対比して、所定低圧型締め力値まで圧力降下した時点の位置が、金型タッチ位置に相当する位置の手前の予め定められた所定位置にない場合には、所定低圧型締め力値まで圧力降下する時点の位置が、金型タッチ位置に相当する位置の手前の予め定められた所定位置にくるように、低圧型締め行程の開始位置の変更を行なって、所定低圧型締め力値まで圧力降下した時点の位置が、金型タッチ位置に相当する位置の手前の予め定められた所定位置にくるまで、繰り返して試験型締め運転を行ない、所定低圧型締め力値まで圧力降下した時点の位置が、金型タッチ位置に相当する位置の手前の予め定められた所定位置にきた際の、試験型締め運転時の低圧型締め行程の開始位置を、成形運転時の低圧型締め行程の開始位置として、自動設定するようにした、ことを特徴とする成形機の型締め条件設定方法。
IPC (4件):
B29C 45/76 ,  B22D 17/26 ,  B29C 33/22 ,  B29C 45/64
FI (4件):
B29C 45/76 ,  B22D 17/26 J ,  B29C 33/22 ,  B29C 45/64
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 特開平1-171828
  • 複合式型締装置の型締方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-274980   出願人:東芝機械株式会社
  • 特開平1-171828

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