特許
J-GLOBAL ID:200903017052892452

ブテンポリマーの製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 前島 肇
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-076708
公開番号(公開出願番号):特開平10-306128
出願日: 1998年03月09日
公開日(公表日): 1998年11月17日
要約:
【要約】【課題】 マレイン化やエポキシ化などの反応において高い反応性を有するブテンポリマーを、原料や触媒のコストを低廉に維持し、かつ収率良く製造する方法を提供する。【解決手段】 特定組成のC4留分に、三フッ化ホウ素と酸素原子に結合する炭素原子がいずれも第一級炭素原子であるジアルキルエーテルとからなる錯体触媒を特定の割合で加えて連続液層重合を行う工程(I)、および三フッ化ホウ素対エーテルのモル比を変化させずに触媒を回収して循環使用する工程(II)からなる、末端ビニリデン構造を有する分子を80モル%以上含むブテンポリマーの製造方法。
請求項(抜粋):
以下の工程(I)および(II)からなる、末端ビニリデン構造を有するポリマー分子を80モル%以上含むブテンポリマーの製造方法、工程(I):10〜40重量%のブテン-1、1〜40重量%のブテン-2、35〜70重量%のイソブテン、10〜30重量%のブタン類および0.5重量%以下のブタジエンからなるC4留分の原料中のオレフィン成分1モルに対して、三フッ化ホウ素と、各アルキル基の炭素数が1から8であって酸素原子に結合する炭素原子がいずれも第一級炭素原子であるジアルキルエーテル(2個のアルキル基は同一でも互いに異なっていてもよい)とからなる錯体触媒を三フッ化ホウ素として0.1〜500ミリモルの割合で重合帯域に添加し、重合温度-100°C〜+50°Cおよび滞留時間5分〜4時間の範囲で連続的に液相重合を行う工程、工程(II):三フッ化ホウ素対エーテルのモル比が実質的に反応前と同じ錯体触媒を重合液から回収し、回収した錯体触媒の少なくとも一部を前記液相重合帯域に循環する工程。
IPC (2件):
C08F210/08 ,  C08F 4/14
FI (2件):
C08F210/08 ,  C08F 4/14
引用特許:
審査官引用 (3件)

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