特許
J-GLOBAL ID:200903017089591126

歯車変速装置のショック防止構造

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-267743
公開番号(公開出願番号):特開平9-089103
出願日: 1995年09月20日
公開日(公表日): 1997年03月31日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 スライディングキ-式の歯車変速装置において、いずれかの歯車対を伝動状態とする切換操作を伝動状態のままで行うことができながら、歯車対が伝動状態となるときに結合ショックが生じないようにする。【解決手段】 伝動軸1に遊転支承するケ-シング10側に摩擦駆動板11を備え、伝動軸に嵌着固定する受動体側に受動板13を備えた摩擦伝動部CLを設けると共に、ケ-シングの横側隣接部位に受動輪体14を遊嵌装設して、受動輪体とケ-シングの間に、常時、摩擦駆動板11と受動板13を接合させる方向の力を付与する予圧バネ15を介装し、且つ、受動輪体とケ-シングの対向面部に、歯車対のいずれかが伝動状態になるとやや時間差をおいて摩擦駆動板と受動板の圧接を増大させる方向の推力を起生するカム状係合部16(17)を対設した歯車変速装置のショック防止構造にしている。
請求項(抜粋):
伝動軸(1)に固定される駆動歯車(3)(4)(5)と、前記伝動軸(1)に平行な変速軸(2)に遊嵌される従動歯車(3a)(4a)(5a)とが常時噛合する歯車対を複数装設し、従動歯車(3a)(4a)(5a)のいずれかを、変速軸(2)の軸心方向に摺動移動する作動杆(6)の張出し部(6a)により径方向外方に押し出されるボ-ル(7)(8)(9)でもって択一に変速軸(2)に連動結合させるスライディングキ-式の歯車変速装置において、前記伝動軸(1)に遊転支承するケ-シング(10)側に摩擦駆動板(11)を備え、伝動軸(1)に嵌着固定する受動体(12)側に受動板(13)を備えた摩擦伝動部(CL)を設けると共に、前記ケ-シング(10)の横側隣接部位に受動輪体(14)を遊嵌装設して、受動輪体(14)とケ-シング(10)の間に、常時、摩擦駆動板(11)と受動板(13)を接合させる方向の力を付与する予圧バネ(15)を介装し、且つ、受動輪体(14)とケ-シング(10)の対向面部に、前記スライディングキ-式歯車変速装置の歯車対のいずれかが伝動状態になるとやや時間差をおいて摩擦駆動板(11)と受動板(13)の圧接を増大させる方向の推力を起生するカム状係合部(16)(17)を対設してあることを特徴とする歯車変速装置のショック防止構造。
IPC (3件):
F16H 63/10 ,  F16D 43/02 ,  F16H 3/083
FI (3件):
F16H 63/10 ,  F16D 43/02 ,  F16H 3/083
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 駆動力伝達装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-360741   出願人:伊東電機株式会社

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