特許
J-GLOBAL ID:200903017122284641

物質の制御放出

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 岡田 数彦
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-504624
公開番号(公開出願番号):特表2002-510228
出願日: 1998年06月12日
公開日(公表日): 2002年04月02日
要約:
【要約】揮発性物質等の液体を局部環境中に持効的に放出する重力作動装置及び関連方法。液体を重力により多孔質プラグ(26)から放出する際、リザーバー(24)内の液面レベルが、初期レベル(30)から低レベル(32)に減少する。図示するように、装置(20)は、内部空間及び第1の開放端部を有するハウジング(22)(その内部空間は、図中線30及び32で示す)と、ハウジングの第1の開放端部内に配置されかつその内部空間を部分的に占有し、揮発性物質に対し透過性を示す少なくとも一つの多孔質プラグ(26)と、内部空間及び多孔質プラグによって画成されたリザーバー(24)と、リザーバー内に収容された所定量の液体とからなる。使用時、装置は、リザーバー内の収容物質が多孔質プラグと一定の流体的連通を形成する方向に(例えば、コード又はフックで開口(36)を通じて吊るすことによって)配置される。装置は、更に、装置を放出物質で再充填するための、リザーバーと流体連通した取入れ口を有し、家庭使用に供するため、装置と関連した(例えば、固定した)装飾材を備えることもできる。また、装置では、重力放出を補助するために、電気化学的ガス発生電池を使用することもできる。一実施形態においては、装置は、放出物質揮発用の加熱部材と関連するか、またはこれを更に備えていてもよい。一つの実施形態においては、装置は、哺乳動物等の動物の皮膚に、有用薬剤を移行塗布するために使用される。本発明は、また、本装置を使用する方法を含む。本発明の移行・放出装置は、耐久性があり、比較的低コストで大量生産することができる。放出揮発性物質としては、芳香剤、香料、揮発性殺虫剤、防虫剤及び揮発性医薬液成分が挙げられる。
請求項(抜粋):
内部空間および第1の開放端部を有するハウジングと、 局部環境に露出した面を有し、ハウジングの第1の開放端部内に配置され、上記内部空間を部分的に占有し、かつ上記液体に対し透過性を有する多孔質プラグと、 上記内部空間および多孔質プラグによって画成された容積を有し、上記液体を重力により多孔質プラグに移送し得る方向に配置可能なリザーバーと、 当該リザーバー内に収容された所定量の液体と、 液体の実質的全量が、重力によりリザーバーから多孔質プラグの上記露出面に移送され得る方向に装置を配置する手段とから成ることを特徴とする局部環境に液体を放出する装置。
IPC (3件):
A61L 9/12 ,  A01M 1/20 ,  A61L 9/04
FI (3件):
A61L 9/12 ,  A01M 1/20 F ,  A61L 9/04
引用特許:
出願人引用 (3件) 審査官引用 (7件)
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