特許
J-GLOBAL ID:200903017202908034

液量監視装置及びこれを備えた液体消費装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 吉武 賢次 (外5名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-093446
公開番号(公開出願番号):特開2002-286525
出願日: 2001年03月28日
公開日(公表日): 2002年10月03日
要約:
【要約】【課題】 液体容器内の液量を高い信頼性の下で監視する。【解決手段】 圧電装置106と、この圧電装置106からの残留振動信号の共振周波数から液量を判定する液量判定手段205とを有する。液量判定手段205は、残留振動信号中の所定数のパルスのカウントに要する所要時間により共振周波数を計測するが、その際、カウント開始時点をずらしながら少なくとも3回計測し、計測値同士の間に許容限度以上の不一致がある場合には判定異常と判断する。第1及び第3回目の計測時間帯域が重ならず、第2回目の計測時間帯域が第1及び第3回目の計測時間帯域に重なるようにカウント開始時点をずらす。
請求項(抜粋):
液体の収容空間に少なくとも一部を露出させ得る振動部を有し、駆動信号の供給により前記振動部を振動させる機能と共に、前記振動部の振動状態に応じて発生する逆起電力の信号を出力する機能を有する圧電装置と、前記圧電装置に前記駆動信号を供給して前記振動部を振動させた後の前記振動部の残留振動に起因して前記圧電装置から出力される残留振動信号の共振周波数に基づいて、前記振動部に対向する空間に存在する液体の量を判定する液量判定手段と、を備え、前記液量判定手段は、前記残留振動信号中のパルスの数を計測し、パルス数のカウント開始時点から、所定数のパルスをカウントする時点までの所要時間を計測してその計測結果に基づいて液量を判定するものであり、さらに、前記液量判定手段は、前記カウント開始時点をずらしながらパルス数のカウントを少なくとも3回実施し、前記所要時間についての少なくとも3つの計測値同士の間に許容範囲を超える不一致がある場合には判定異常と判断する機能を有し、第1回目の計測における前記所要時間の時間帯域と第3回目の計測における前記所要時間の時間帯域とが重ならず、第2回目の計測における前記所要時間の時間帯域が第1回目及び第3回目の計測における前記所要時間の時間帯域のそれぞれに重なるように前記カウント開始時点同士をずらしたことを特徴とする液量監視装置。
IPC (3件):
G01F 23/22 ,  B41J 2/175 ,  G01F 23/00
FI (3件):
G01F 23/22 H ,  G01F 23/00 A ,  B41J 3/04 102 Z
Fターム (11件):
2C056EA29 ,  2C056EB20 ,  2C056EB38 ,  2C056EB51 ,  2C056FA10 ,  2C056KC09 ,  2C056KD06 ,  2F014AB02 ,  2F014AB03 ,  2F014CB01 ,  2F014GA01
引用特許:
審査官引用 (4件)
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