特許
J-GLOBAL ID:200903017214185135

燃料噴射ポンプの取り付け構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 碓氷 裕彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-232144
公開番号(公開出願番号):特開平10-077931
出願日: 1996年09月02日
公開日(公表日): 1998年03月24日
要約:
【要約】【課題】 極めて簡単な手段によって、分配型の燃料噴射ポンプに付設され、電子式制御装置の指令を受けて燃料の噴射時期を自由に調整するための油圧制御弁のフランジとケーシングとの接合が万一破損しても、燃料漏れを防止するためのフェイルセーフ構造を提供する。【解決手段】 燃料噴射ポンプ1のポンプハウジング17と、ポンプハウジング17と油圧制御弁27のケーシング39の外周間に配設されたOリング78とを持った燃料噴射ポンプ1をエンジンのシリンダーブロック77に取り付けるためのステー76と油圧制御弁27のステータ29の頂部との間隔L1がポンプハウジング17の端面とOリング78との間隔L2よりも短く構成しているので、極めて簡単な構成で、万一、ケーシング39とフランジ30との接合が破損したときに、油圧制御弁27がステー76に接触して、ポンプハウジング17から完全には外れないようにして燃料が外部に漏れるのを防ぐことができる。
請求項(抜粋):
燃料を燃料噴射弁へ圧送するためのプランジャと、タイマシリンダと、該タイマシリンダの両端に形成されたタイマ高圧室及びタイマ低圧室と、前記タイマシリンダ内に摺動自在に挿入されて前記タイマ高圧室及び前記タイマ低圧室の差圧に応じて移動して燃料の噴射時期を調整するタイマピストンとを持った内燃機関用の燃料噴射ポンプに付設され、前記タイマ高圧室及び前記タイマ低圧室の少なくとも一方の圧力を変化させる油圧制御弁と、該油圧制御弁のケーシングと、該ケーシングと接合されて一体になったフランジと、前記燃料噴射ポンプをシリンダーブロックに固定するためのステーと、燃料噴射ポンプのポンプハウジングと、該ポンプハウジングと前記油圧制御弁の前記ケーシングの外周間に配設されたOリングとを持った前記燃料噴射ポンプを前記エンジンの前記シリンダーブロックに取り付けるための前記ステーと前記油圧制御弁の頂部との間隔L1が前記ポンプハウジングの端面と前記Oリングとの間隔L2よりも短く構成したことを特徴とする燃料噴射ポンプの取り付け構造。
IPC (3件):
F02M 59/44 ,  F02D 1/04 ,  F02D 1/18
FI (4件):
F02M 59/44 S ,  F02M 59/44 C ,  F02D 1/04 H ,  F02D 1/18 D
引用特許:
審査官引用 (1件)

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