特許
J-GLOBAL ID:200903017244889307

ネットワーク接続経路探索方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 富田 和子
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-104728
公開番号(公開出願番号):特開平10-301877
出願日: 1997年04月22日
公開日(公表日): 1998年11月13日
要約:
【要約】【課題】複数の利用者が共用可能な複数の計算機を備えたネットワークシステムにおいて、一般的に広く採取可能な情報であるアクセスログのみを用いて、論理接続元の計算機から論理接続先の計算機への接続経路を探索する。【解決手段】探索対象利用者を検出した論理接続先の計算機が、該探索対象利用者に対応する論理的通信路を確立した1番目の計算機に探索を要求すると、1番目の計算機は、探索対象利用者の利用時刻に自計算機を利用した利用者を選択し、選択した利用者に対応する論理的通信路を確立した計算機に対して、探索要求を行う。同じ探索要求が、自計算機が論理接続元の計算機の候補となるm番目の計算機まで、順次行われていき、m個の計算機が各々得た探索結果(自計算機の識別子および選択した利用者の識別子)が、各計算機で一括されながら、探索要求と逆の順で、論理接続先の計算機に戻る。
請求項(抜粋):
複数の計算機を備え、上記複数の計算機は、各々、複数の利用者による共用が可能であり、他の計算機との間の論理的通信路を、双方の利用者に対応付けた通信ポートのペアで確立すると共に、該論理的通信路の確立を要求した確立要求元の計算機の計算機識別子、該論理的通信路に対応する利用者の自計算機での利用者識別子、および、該利用者の利用時刻情報を管理するネットワークシステムにおいて、1つ以上の論理的通信路を介して他の計算機に論理接続した利用者について、論理接続元の計算機から論理接続先の計算機への接続経路を探索する方法であって、接続経路を探索すべき利用者(以下、「探索対象利用者」と称す。)を検出した計算機は、上記探索対象利用者に対応する論理的通信路を確立した計算機に対して、該探索対象利用者の利用時刻情報を含む探索要求を転送するステップを実行し、他の計算機から探索要求が転送された計算機は、該探索要求に含まれている探索対象利用者の利用時刻情報が示す利用時刻に自計算機を利用した利用者を選択する第1のステップと、上記第1のステップで選択した利用者に対応する論理的通信路を確立した計算機があるならば、該計算機に対して、上記探索対象利用者の利用時刻情報を含む探索要求を転送する第2のステップと、上記第1のステップで選択した利用者に対応する論理的通信路を確立した計算機がないならば、自計算機の計算機識別子、および、該利用者の自計算機での利用者識別子を探索結果とする上記第3のステップと、上記第2のステップで探索要求を転送しなかった場合には、上記第3のステップで得た探索結果を、自計算機に探索要求を転送した探索要求元の計算機に転送し、上記第2のステップで探索要求を転送した場合には、探索要求先の計算機から転送された探索結果、および、上記第3のステップで得た探索結果を、一括して、自計算機に探索要求を転送した探索要求元の計算機に転送する第4のステップとを実行することを特徴とするネットワーク接続経路探索方法。
IPC (3件):
G06F 13/00 355 ,  H04L 12/46 ,  H04L 12/28
FI (2件):
G06F 13/00 355 ,  H04L 11/00 310 C
引用特許:
審査官引用 (3件)

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