特許
J-GLOBAL ID:200903017318837150

大径管の板厚測定システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中前 富士男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-312588
公開番号(公開出願番号):特開2004-144710
出願日: 2002年10月28日
公開日(公表日): 2004年05月20日
要約:
【課題】測定用の足場の架設等が不要で、外面腐食状況を正確に、かつ能率よく把握でき、作業者の負担とならない大径管の板厚測定システムを提供する。【解決手段】タイヤが軟質材からなってそれぞれ駆動される走行車輪11a〜11dを有し、大径管12の内面13を走行可能な親台車14と、親台車14の底部に固定され、親台車14を大径管12の内面の任意の位置に固定可能な磁力を有するマグネット15、16と、親台車14の進行方向に2列かつ千鳥状に並べて配置され、親台車14に上下動かつ前後に首振り可能に設けられて大径管12に常時付勢され、それぞれが親台車14と同一方向を向いて4つの小車輪69a〜69dを備えた4個以上の子台車17〜22と、親台車14の走行距離を測定する距離計26と、超音波センサー23を同時に作動させる多チャンネル型超音波制御装置24と、板厚の測定結果を表示する表示装置118とを有する。【選択図】 図2
請求項(抜粋):
タイヤが軟質材からなってそれぞれ駆動される4つの走行車輪を有し、大径管の内面を走行可能な親台車と、 前記親台車の底部に固定され、前記大径管の内面と僅少の隙間を有し前記親台車を前記大径管の内面の任意の位置に固定可能な磁力を有するマグネットと、 前記親台車の進行方向に2列かつ千鳥状に並べて配置され、しかも前記親台車に上下動かつ前後に首振り可能に設けられて前記大径管に常時付勢され、それぞれが前記親台車と同一方向を向いて4つの小車輪を備えた4個以上の子台車と、 それぞれの前記子台車に設けられ、前記大径管の内面との間に少しの隙間を有して配置された反射型の超音波センサー、並びに該超音波センサーを同時に作動させる多チャンネル型超音波制御装置と、 前記超音波センサーと前記大径管との間に形成された前記隙間に媒質水を供給する水供給手段と、 前記親台車に前記超音波センサーとは別位置に設けられて、前記親台車の走行距離を測定する距離計と、 前記距離計の出力並びに前記多チャンネル型超音波制御装置の出力を入力とする表示装置とを有し、 前記子台車は、隣接する前記子台車に搭載する前記超音波センサーの干渉領域を超えて配置されていると共に、各列の前記子台車は前記超音波センサーの横方向有効探傷幅の1倍を超え2倍未満の範囲に配置され、 前記表示装置は、前記距離計の出力並びに前記超音波センサーの出力から、前記大径管の内周方向の測定位置に対する所定幅の肉厚分布を出力することを特徴とする大径管の板厚測定システム。
IPC (2件):
G01B17/02 ,  G01N29/26
FI (2件):
G01B17/02 B ,  G01N29/26 501
Fターム (26件):
2F068AA29 ,  2F068BB09 ,  2F068BB23 ,  2F068CC16 ,  2F068DD07 ,  2F068FF12 ,  2F068FF14 ,  2F068FF18 ,  2F068GG01 ,  2F068JJ13 ,  2F068KK04 ,  2F068KK14 ,  2F068LL04 ,  2F068LL17 ,  2F068NN02 ,  2G047AA07 ,  2G047AB01 ,  2G047BA03 ,  2G047BC11 ,  2G047BC18 ,  2G047DB18 ,  2G047EA12 ,  2G047EA14 ,  2G047GA05 ,  2G047GJ09 ,  2G047GJ12
引用特許:
審査官引用 (8件)
  • 円筒タンク底板の板厚測定装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平11-221656   出願人:旭エンジニアリング株式会社, 新日本非破壊検査株式会社
  • 配管検査装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平11-184278   出願人:中部電力株式会社, 株式会社日東, 新日本非破壊検査株式会社
  • 超音波探傷装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平11-292172   出願人:新日本非破壊検査株式会社
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