特許
J-GLOBAL ID:200903017445203101

液状潤滑材を用いたピストン式のパルスチューブ冷凍機

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 齋藤 義雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-171694
公開番号(公開出願番号):特開平8-014680
出願日: 1994年06月30日
公開日(公表日): 1996年01月19日
要約:
【要約】【目的】 冷媒ガスの断熱膨張により低温を得るパルスチューブ冷凍機に関し、冷媒ガス圧送機をピストン式とし、これに使用の液状潤滑材を冷媒ガスと共に蓄冷器内に圧送することで、これを蓄冷材料に活用して冷凍効率を向上し、かつ、蓄冷器等から液状潤滑材を自然回収してピストンへ戻しその再使用を可能とする。【構成】 冷媒ガス圧送機1のピストン1bを稼動して、ピストン空間3の冷媒ガスとこれに飛散した液状潤滑材2を蓄冷器4側へ圧入する。この液状潤滑材2は細管等による再生熱交換器4aに付着して蓄冷材料として活用されることで冷凍効率が向上する。蓄冷器4、パルス管6、バッファタンク8で回収された液状潤滑材2は、逆止弁11a〜11cを介して、重力および圧力差により液状潤滑材還流パイプ10a〜10cを通ってシリンダ1aに流下し、ピストン1dに帰還して再利用される。
請求項(抜粋):
シリンダに液状潤滑材を介して稼動するピストンが内嵌され、当該シリンダの上端部とピストンとの間に、ピストン空間の形成された冷媒ガス圧送機と、その上位に設置されて再生熱交換器を内設した蓄冷器の下端部とを、冷媒ガス流通パイプにより連設し、上記蓄冷器の上端部とパルス管の上端部とを低温部により連通すると共に、当該パルス管の室温部である下端部を、オリフィスバルブを介してバッファタンクに連設し、上記蓄冷器の下端部、パルス管の下端部、バッファタンクの下端部中、その全部または一部には、回収された液状潤滑材を、前記冷媒ガス圧送機のシリンダにおける上端部からピストン空間に落入する逆止弁付きの液状潤滑材還流パイプが設けられていることを特徴とする液状潤滑材を用いたピストン式のパルスチューブ冷凍機。
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • パルス管式熱機関
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平3-266181   出願人:アイシン精機株式会社, エクテイー株式会社
審査官引用 (1件)
  • パルス管式熱機関
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平3-266181   出願人:アイシン精機株式会社, エクテイー株式会社

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