特許
J-GLOBAL ID:200903017462578976

被覆ブローチ

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-052169
公開番号(公開出願番号):特開2004-255553
出願日: 2003年02月28日
公開日(公表日): 2004年09月16日
要約:
【課題】Cr系皮膜の欠点である硬度を高めることにより耐摩耗性を改善し、優れた工具寿命を発揮する被覆ブローチを提供することである。【解決手段】被覆ブローチにおいて、該被覆はアーク放電式イオンプレーティング法により被覆された硬質皮膜であり、該硬質皮膜は、(AlxCr1-x-ySiy)(N1-α-β-γBαCβOγ)、但し、x、y、α、β、γは夫々原子比率を示し、0.45<x<0.75、0≦y<0.2、0≦α<0.12、0≦β<0.2、0.01≦γ≦0.25、からなり、回折強度I(200)/I(111)の値が0.5以上、6以下からなり、X線光電子分光分析における525eVから535eVの範囲に、少なくともCr、Al及び/又はSiと酸素との結合エネルギーを有し、該ブローチの基体は高速度鋼からなり、VとCoの和が重量%で3≦(V+Co)≦11、Crが重量%で3.8≦Cr≦4.5、としたことを特徴とする被覆ブローチである。【選択図】図1
請求項(抜粋):
被覆ブローチにおいて、該被覆はアーク放電式イオンプレーティング法により被覆された硬質皮膜であり、該硬質皮膜は、(AlxCr1-x-ySiy)(N1-α-β-γBαCβOγ)、但し、x、y、α、β、γは夫々原子比率を示し、0.45<x<0.75、0≦y<0.2、0≦α<0.12、0≦β<0.2、0.01≦γ≦0.25、からなり、X線回折における(111)面の回折強度をI(111)、(200)面の回折強度をI(200)とした時、I(200)/I(111)の値が0.5以上、6以下からなり、X線光電子分光分析における525eVから535eVの範囲に、少なくともCr、Al及び/又はSiと酸素との結合エネルギーを有し、該ブローチの基体は高速度鋼からなり、VとCoの和が重量%で3≦(V+Co)≦11、Crが重量%で3.8≦Cr≦4.5、としたことを特徴とする被覆ブローチ。
IPC (2件):
B23D43/00 ,  C23C14/06
FI (2件):
B23D43/00 ,  C23C14/06 L
Fターム (8件):
3C050BE00 ,  4K029AA04 ,  4K029BA41 ,  4K029BC02 ,  4K029BD05 ,  4K029CA03 ,  4K029DD06 ,  4K029FA04
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 被覆ブローチ
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2003-044082   出願人:日立ツール株式会社
  • 耐摩耗皮膜被覆工具
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2000-005136   出願人:日立ツール株式会社
  • 硬質皮膜被覆工具
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2001-140909   出願人:日立ツール株式会社

前のページに戻る