特許
J-GLOBAL ID:200903017469255811

電線引留クランプ用アルミスリーブと電線保護部材

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-363905
公開番号(公開出願番号):特開平11-187524
出願日: 1997年12月18日
公開日(公表日): 1999年07月09日
要約:
【要約】【課題】 電線と共に引留クランプが金車を通過する際に、アルミスリーブの口元で電線が損潰されるのを回避できるアルミスリーブとこれに装着される電線保護部材を提供する。【解決手段】 アルミスリーブ3の先端側の圧縮されない部分3cの挿通孔3に、大径孔部3eと、これに続いて先端側に先広がりのテーパ孔部3fを形成する一方、電線保護部材5は、電線Eを挿入するための拡開用の切目5aを備えた筒状体で構成し、アルミスリーブ3の大径孔部3eに嵌合する小円筒部5bと、テーパ孔部3fに嵌合する先細りのテーパ部5cと、アルミスリーブ3から先端側へ露出する露出部5dとをさせる構造とする。金車P通過時に、アルミスリーブ3の口元付近での電線Eの屈曲角度が鈍化され、無理な負担がかからず、開口縁との圧接が回避され、電線Eの損傷が回避される。保護部材5の小円筒部5bがアルミスリーブ3の大径孔部3e内に留まって、アルミスリーブ3からの抜け出しを阻止する。
請求項(抜粋):
挿通孔に電線を挿通させて電線の端部外周に圧縮接続される引留クランプ用のアルミスリーブと、アルミスリーブ装着済み電線を金車を通して鉄塔間に延線する際に、電線を被覆してアルミスリーブの先端側に装着される弾性樹脂製の電線保護部材であって、前記アルミスリーブの先端側の圧縮されない部分の挿通孔に、大径孔部と、これに続いて先端側に先広がりのテーパ孔部が形成されており、前記電線保護部材は、電線を挿入するための拡開用の軸線方向の切目を備えた筒状体で、一端側から、前記アルミスリーブの大径孔部に嵌合する小円筒部と、テーパ孔部に嵌合する先細りのテーパ部と、アルミスリーブから先端側へ露出する露出部とを順次備えることを特徴とする電線引留クランプ用アルミスリーブと電線保護部材。
IPC (3件):
H02G 1/02 301 ,  H02G 1/02 ,  H02G 7/02 301
FI (3件):
H02G 1/02 301 J ,  H02G 1/02 301 R ,  H02G 7/02 301 P
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • プロテクタレス引留クランプ
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平8-160575   出願人:三和テッキ株式会社, 株式会社フジクラ
  • 引留クランプ
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平8-097544   出願人:朝日金属精工株式会社
引用文献:
審査官引用 (2件)
  • 「電線要覧 裸線・付属品」, 199504, 第14版, 305
  • 「電線要覧 裸線・付属品」, 199504, 第14版, 305

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