特許
J-GLOBAL ID:200903017477412616

配電系統における負荷融通形態決定方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 森田 雄一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-242509
公開番号(公開出願番号):特開平11-089089
出願日: 1997年09月08日
公開日(公表日): 1999年03月30日
要約:
【要約】【課題】 タブーサーチを利用して、系統に関わらず汎用のプログラムにより最適な負荷融通形態を効率的に決定する。【解決手段】 開閉器により囲まれるセクションと電源とにより放射状に表現された系統を対象として、電源の供給予備力と容量を考慮しながら給電セクションを放射状かつ確率的に決定し、全セクションにつき電源が決定した状態での負荷融通形態を系統の状態表現に変換して初期状態を生成するステップS1と、現在の放射状系統の一つの負荷の電源方向を変更して隣接状態を複数、生成し、次の探索点の候補とする第2のステップS2と、探索点の候補である複数の隣接状態の中でタブーリストになく評価が最良の隣接状態を次状態として選択すると共に現状態をタブーリストに格納する第3のステップS3とを有し、終了条件が満たされるまでステップS2,S3を繰返し実行して最適な負荷融通形態を決定する。
請求項(抜粋):
配電系統の構成、各機器インピーダンス、各負荷容量及び各電源容量が与えられた時に、融通電源の供給予備力を平均化し、かつ、電圧降下を最小化することを目的として、被融通区間に対する負荷融通形態を開閉器の入切として決定する負荷融通形態決定方法において、開閉器により囲まれるセクションと電源とにより放射状に表現された系統を対象として、電源の供給予備力及び容量を考慮しながら各電源により給電するセクションを放射状かつ確率的に徐々に決定していき、すべてのセクションについて電源が決定した状態での負荷融通形態を系統の状態表現に変換して初期状態を生成する第1のステップと、現在の放射状系統の一つの負荷の電源方向を変更することにより隣接状態を複数、生成して次の探索点の候補とする第2のステップと、探索点の候補とされた複数の隣接状態の中でタブーリストに存在せず評価が最も良い隣接状態を次状態として選択すると共に、現状態をタブーリストに格納する第3のステップとを有し、終了条件が満たされるまで前記第2、第3のステップを繰り返し実行して最適な負荷融通形態を決定することを特徴とする配電系統における負荷融通形態決定方法。
IPC (2件):
H02J 3/06 ,  H02J 3/00
FI (2件):
H02J 3/06 ,  H02J 3/00 K
引用特許:
審査官引用 (3件)

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