特許
J-GLOBAL ID:200903017507724928
アデノウイルスの効率的精製
発明者:
,
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
高島 一
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-544773
公開番号(公開出願番号):特表2002-512361
出願日: 1999年04月22日
公開日(公表日): 2002年04月23日
要約:
【要約】アデノウイルス溶液を濃厚にする方法であって、アデノウイルスと少なくとも1つの所望でないタイプの生体分子とを含有する混合溶液を、ジメチルアミノプロピル、ジメチルアミノブチル、ジメチルアミノイソブチル、およびジメチルアミノペンチルからなる群から選択される結合部分を含む陰イオン交換クロマトグラフィー樹脂に付与する工程と、このクロマトグラフィー樹脂からアデノウイルスを溶出する工程とを包含する方法。アデノウイルスに感染した細胞からアデノウイルスを精製する方法もまた提供され、当該方法は、そのような細胞を溶解する工程と、その溶解物を単一のクロマトグラフィー樹脂に付与する工程と、アデノウイルスをそのクロマトグラフィー樹脂から溶出する工程と、3回CsCl密度勾配精製したアデノウイルスと実質的に同等に純粋なアデノウイルスを含有する画分を収集する工程とを包含する。本方法はさらに、アデノウイルス溶液中のアデノウイルス粒子数を正確に定量する方法を提供し、当該方法は、陰イオン交換クロマトグラフィー樹脂に、アデノウイルスサンプル溶液を付与し、そしてそこからアデノウイルスサンプル溶液を溶出する工程と、そのアデノウイルスサンプル溶液の吸光度とアデノウイルス標準溶液の吸光度とを比較する工程と、サンプル溶液中のアデノウイルス粒子数を定量する工程とを包含する。
請求項(抜粋):
溶液をアデノウイルスについて濃厚にする方法であって、(i)アデノウイルスと少なくとも1つの所望でないタイプの生体分子とを含有する混合溶液を得る工程と、(ii)ジメチルアミノプロピル、ジメチルアミノブチル、ジメチルアミノイソブチル、およびジメチルアミノペンチルからなる群から選択される結合部分を含む陰イオン交換クロマトグラフィー樹脂に該混合溶液を付与することにより、該アデノウイルスが該クロマトグラフィー樹脂に結合する工程と、(iii)溶離液により該アデノウイルスを該クロマトグラフィー樹脂から溶出することにより、濃厚にしたアデノウイルス溶液を得る工程とを包含する方法。
IPC (5件):
G01N 30/88
, C12N 7/02
, G01N 30/48
, G01N 33/48
, G01N 33/483
FI (5件):
G01N 30/88 E
, C12N 7/02
, G01N 30/48 P
, G01N 33/48 A
, G01N 33/483 C
Fターム (11件):
2G045BA13
, 2G045BA20
, 2G045BB12
, 2G045CB21
, 2G045DA77
, 2G045FA27
, 2G045FB06
, 2G045GC10
, 4B065AA95X
, 4B065BD14
, 4B065CA46
引用特許:
引用文献:
前のページに戻る