特許
J-GLOBAL ID:200903017522365047

内視鏡システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 伊藤 進
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-309691
公開番号(公開出願番号):特開平10-146315
出願日: 1996年11月20日
公開日(公表日): 1998年06月02日
要約:
【要約】【課題】 誤った長さのスタイレットを内視鏡に用いた場合に直ちに誤使用であることが確認できるようにして内視鏡の破損等を防止する。【解決手段】 挿入部長の異なる2機種の内視鏡1a,1bに対して、それぞれの挿入部長に適応して硬質化できるよう構成されたスタイレット4a,4bが設けられている。挿入部長が長い内視鏡1aと中間の内視鏡1bとの挿入部長の違いをL2 とし、スタイレット4a,4bをそれぞれ適合する内視鏡1a,1bの鉗子チャンネルに挿入した際の内視鏡1a,1bの先端からスタイレット4a,4bの先端までの長さを共にL1 とすると、L1 <L2 となっている。挿入部長が長い内視鏡1aに適応したスタイレット4aを誤って内視鏡1bに用いた場合は、破線で示すようにスタイレット4aの先端部が内視鏡1bの先端より突出して観察視野範囲21の中に入り、視認できるようになっている。
請求項(抜粋):
軟性部を有する細長の挿入部と、この挿入部の基端に連結する操作部と、前記挿入部内に配設され該挿入部先端に先端側開口部を有し前記操作部に挿入開口部を有してこれらの先端側開口部と挿入開口部とを連通するチャンネルと、を有してなる内視鏡と、前記内視鏡のチャンネル内に挿通可能で、該チャンネルへの挿通量を規制するストッパ部を有し、前記チャンネル内に挿通することで前記軟性部の剛性を変化させるスタイレットと、を備えた内視鏡システムであって、前記内視鏡として前記挿入部の長さの異なる複数種類の内視鏡を備え、前記複数種類の内視鏡のうち第1の内視鏡に適応したスタイレットをこの第1の内視鏡よりも短い挿入部を有する第2の内視鏡に対して使用した場合、前記スタイレットのストッパ位置まで前記第2の内視鏡のチャンネル内に挿通したときに、前記スタイレットの先端部が前記内視鏡の観察画像内に視認可能となるように前記第1及び第2の内視鏡の挿入部の長さと前記スタイレットの長さとを設定したことを特徴とする内視鏡システム。
引用特許:
審査官引用 (4件)
  • 特開平1-151433
  • 内視鏡用スタイレット
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-262647   出願人:オリンパス光学工業株式会社
  • 可撓管用硬度可変装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平3-342852   出願人:オリンパス光学工業株式会社
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