特許
J-GLOBAL ID:200903017550924000

短いエンハンストメッセージとセルラー無線通信システム内の短いエンハンストメッセージ交換の同期とセキュリティの方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 太田 恵一
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-505687
公開番号(公開出願番号):特表2000-514625
出願日: 1997年07月11日
公開日(公表日): 2000年10月31日
要約:
【要約】本発明はエンハンストメッセージの特定の構造、ならびにこの構造を有するエンハンストメッセージ交換の同期とセキュリティの方法に関するものである。従来の仕方で、エンハンストメッセージはメッセージサービスセンターによってモバイルステーションの加入者識別モジュール(またはSIMモジュール)に送信される。このエンハンストメッセージの本体(2)はとくにリモートアプリケーションに属するリモートコマンドの保存の第1フィールド(3)を備えている。本発明によれば、この本体(2)はSIMモジュール内に保存された、同期カウンタの前の値と比較するための、同期カウンタの現在値を保存する第2フィールド(4)も備えている。やはり本発明によれば、本体(2)はエンハンストメッセージの真正性とその発信者の身元を証明するための証明、本体の署名を保存する別のフィールド(6)も備えることができる。エンハンストメッセージはこれらの値とSIMモジュールの内部状態との整合性に応じてSIMモジュールによって受諾、または拒絶される。
請求項(抜粋):
メッセージサービスセンター(C-SMS)によってセルラー無線通信システムのモバイルステーション(MS)に伝送されるタイプのエンハンストメッセージにおいて、前記エンハンストメッセージがヘッダー(1)と本体(2)を備え、前記本体(2)がとくに前記モバイルステーションのリモートアプリケーションに属するリモートコマンドを保存する第1フィールド(3)を有し、 前記モバイルステーションが加入者識別モジュールと協働する端末で構成され、前記端末が前記エンハンストメッセージの受信手段を有し、前記加入者識別モジュールが端末が受信した前記エンハンストメッセージの保存および処理手段を備え、前記加入者識別モジュールが前記リモートアプリケーションのサポートの役割を果たし前記リモートコマンドの実行手段を備え、 前記エンハンストメッセージが、前記本体(2)が同期カウンタの現在値を保存する第2フィールド(4)も備えていることを特徴とし、 同期カウンタの前記現在値は、同期カウンタの現在値と前の値の比較の結果に応じて前記エンハンストメッセージが加入者識別モジュールによって受諾されたり拒絶されるように、加入者識別モジュール内に保存された同期カウンタの前の値と比較されるためのものであり、前記前の値は加入者識別モジュールによってエンハンストメッセージが受諾されたときにだけ前記現在値によって更新される、エンハンストメッセージ。
IPC (3件):
H04Q 7/38 ,  G09C 1/00 640 ,  H04L 9/32
FI (4件):
H04B 7/26 109 R ,  G09C 1/00 640 D ,  H04L 9/00 675 A ,  H04L 9/00 673 E
引用特許:
審査官引用 (1件)

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