特許
J-GLOBAL ID:200903017599729076

吸収式冷凍装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 田中 香樹 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-390759
公開番号(公開出願番号):特開2002-195681
出願日: 2000年12月22日
公開日(公表日): 2002年07月10日
要約:
【要約】【課題】 外気条件や負荷状態の変動による冷媒液純度の変動を防止し、良好に維持すること。【解決手段】 センサT6は精留器の塔頂温度を検出し、センサT91は凝縮器出口で冷却水温度で代表される凝縮温度を検出する。過熱度算出部20は塔頂温度と凝縮温度との差つまり過熱度を算出する。偏差算出部21は制御目標値に対する過熱度の偏差を算出し、ポンプ制御量算出部22では偏差を小さくするよう、蒸発器から精留器頂部へ給送する高純度冷媒液を増減させるためのポンプ制御量を決定する。過熱度と冷媒の純度とはリニアに関係するので、過熱度に基づいて高純度冷媒液の給送を制御すれば冷媒蒸気の純度を所望に維持できる。
請求項(抜粋):
冷媒液を収容する蒸発器と、前記蒸発器で発生した冷媒蒸気を吸収して吸収熱を発生する吸収剤を含む吸収剤溶液を収容する吸収器と、前記吸収剤溶液を加熱して該吸収剤溶液から冷媒蒸気を抽出する再生器と、前記再生器で抽出された冷媒蒸気を精留する精留器と、前記精留器で精留された冷媒蒸気を凝縮させて前記蒸発器へ供給する凝縮器と、前記蒸発器内の冷媒液を前記精留器で気液接触液として用いるため、前記冷媒液の一部を前記蒸発器から前記精留器上部に給送する管路と、前記精留器で精留された冷媒蒸気の温度を感知する温度センサと、前記冷媒蒸気の凝縮温度を検出する凝縮温度センサと、前記温度センサで感知された冷媒蒸気温度と前記凝縮器温度センサで感知された凝縮温度との差を制御目標値に収斂させるよう前記精留器へ給送される冷媒液の流量を増減する冷媒液流量調節手段とを具備したことを特徴とする吸収式冷凍装置。
Fターム (13件):
3L093AA05 ,  3L093BB37 ,  3L093CC05 ,  3L093DD08 ,  3L093EE24 ,  3L093EE28 ,  3L093GG02 ,  3L093HH08 ,  3L093HH15 ,  3L093JJ02 ,  3L093JJ06 ,  3L093LL03 ,  3L093MM07
引用特許:
審査官引用 (2件)

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