特許
J-GLOBAL ID:200903017639905581

筒内噴射型火花点火式内燃機関の燃料噴射制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 長門 侃二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-115777
公開番号(公開出願番号):特開平8-312401
出願日: 1995年05月15日
公開日(公表日): 1996年11月26日
要約:
【要約】【目的】 燃料噴射の開始時期や終了時期を適切に設定し、以て失火の発生や黒煙の排出、および燃料噴射弁内部の汚損等を防止した筒内噴射型火花点火式内燃機関の燃料噴射制御装置を提供する。【構成】 エンジン1の始動時には燃料噴射弁4に低燃圧の燃料が供給され、ECU70は、前期噴射モードを選択して燃料を噴射する。この際、ECU70は、燃料噴射の終了時期を吸気行程内に設定するが、初爆後にエンジン回転速度Ne が急上昇すると、所定の開始時期から燃料を噴射し始めても終了時期が圧縮行程にずれ込む。そこで、吸気行程の終期( 185°BTDC)で現在が低燃圧であるか否か、すなわち、燃圧切換弁60がオンであるか否かを判定し、この判定がYesの場合、次に燃料噴射弁4が現在オン状態であるか否かを判定する。そして、この判定もYesであった場合、低燃圧でありながら終了時期が圧縮行程にずれ込んだと判断し、燃料噴射弁4をオフにして燃料噴射を強制的に停止させる。
請求項(抜粋):
主として吸入行程で燃料噴射を行う前期噴射モードと、主として圧縮行程で燃料噴射を行う後期噴射モードとに基づき、燃焼室内に燃料を直接噴射する筒内噴射型火花点火式内燃機関の燃料噴射制御装置において、燃料噴射弁から噴射される燃料の圧力を少なくとも低圧側と高圧側との2段に切り換える燃圧切換手段と、当該内燃機関のクランク位置を検出するクランク位置検出手段と、当該内燃機関の運転状態に応じて燃料噴射の開始時期と終了時期とを設定する燃料噴射時期設定手段と、上記クランク位置検出手段により所定クランク位置が検出された時点で、上記終了時期に拘わらず、強制的に燃料噴射を停止させる燃料噴射停止手段とを備えたことを特徴とする筒内噴射型火花点火式内燃機関の燃料噴射制御装置。
IPC (5件):
F02D 41/02 325 ,  F02B 23/10 ,  F02D 41/04 335 ,  F02D 41/22 330 ,  F02D 45/00 362
FI (5件):
F02D 41/02 325 A ,  F02B 23/10 Z ,  F02D 41/04 335 C ,  F02D 41/22 330 S ,  F02D 45/00 362 A
引用特許:
審査官引用 (3件)

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