特許
J-GLOBAL ID:200903017642989982

曲げ抵抗性弾性化カフスを有する吸収体

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴江 武彦 (外5名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-503239
公開番号(公開出願番号):特表平11-514551
出願日: 1997年06月17日
公開日(公表日): 1999年12月14日
要約:
【要約】吸収体(生理用ナプキン、失禁用具等)が開示され、これは液体浸透性トップシート・バックシート及び各シート間に配置された吸収性コアを備え、更に吸収体の長手方向中心線の両側でトップシートの体側表面に配された一対の長手方向に伸長するカフスを備える。カフスは弾性・柔軟性部材を備え、トップシート・バックシートの少なくとも1つと長手方向に弾性的に伸長状態で接着される。弾性部材は好適には視覚上異なる第一部位と第二部位を備える。第一部位は少なくとも2つの実質的な平面を備え、第二部位は複数の盛り上がったリブ様要素を備える。本発明の好適実施態様では、ウエブ材料のバンドの第一部位の実質的な平面の少なくとも1つは実質的に長手方向に伸び、この平面の他のものは長手方向に対し所定角度に指向する。柔軟性部材は通常の動きによるカフスへの圧縮力に抗するに十分な弾力があり、同様に曲げに抗するに十分なようにトップシートの体側表面近傍に配される。
請求項(抜粋):
長手方向を規定する長手方向中心線、一対の向かい合ったサイド縁部、一対の末端部、および長手方向に伸びている中央部分を有し、前記中央部分は平面を規定する吸収体であって、 前記吸収体は、 液体浸透性トップシートと、 前記トップシートに接合された液体不浸透性バックシートと、 前記トップシートと前記バックシートとの間に配置された吸収性コアと、 一対の長手方向に伸びているカフスとを具備し、 前記カフスの各々は、近位縁部と遠位縁部とを有して、前記カフスのうちの1つが前記吸収体の前記サイド縁部の各々に接合し、長手方向に伸ばされた状態で配置されて成り、 前記カフスの各々の前記近位縁部は、前記トップシート又は前記バックシートのうちの少なくとも1つに接合されて成り、 前記カフスは、このカフスに対して圧縮抵抗及び曲げ抵抗を与える柔軟性部材と、弾性部材とを有し、 前記弾性部材は、第一部位と第二部位とを具備し、前記弾性部材の前記第一部位と前記第二部位とは視覚的に互いに異なり、前記第二部位が複数の盛り上がったリブ様要素を備え、前記第一部位が少なくとも2つの実質的に平面の部位を備え、 前記弾性部材は、伸ばされた時に、前記末端部を前記中央部分の前記平面から上向きに傾斜して離れるように伸ばし、かつ前記遠位縁部を前記央部分の前記サイド縁部の両方に沿って、前記トップシートから上向きに離れるように伸ばす収縮力を与え、 前記弾性部材は、好ましくはSELFウエブを具備して成り、 前記吸収体は、前記弾性部材が前記柔軟性部材の周りでC字状に折り畳まれることを特徴とする吸収体。
IPC (2件):
A61F 13/15 ,  A61F 5/44
FI (3件):
A61F 13/18 340 ,  A61F 5/44 H ,  A41B 13/02 K
引用特許:
審査官引用 (2件)

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