特許
J-GLOBAL ID:200903017672299590

丸編み機での編目編成方法およびその方法により編成された靴下

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 藤田 邦彦 ,  福田 進 ,  藤田 典彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-290567
公開番号(公開出願番号):特開2005-060864
出願日: 2003年08月08日
公開日(公表日): 2005年03月10日
要約:
【課題】 丸編み機により、靴下の口ゴム部、レッグ部、甲部、かかと部、足底部及びつま先部の各部分内に、平編み・高パイル編み・低パイル編みの3種類の編組織を任意のパターンで分布させ、編み生地の薄い部分と厚い部分を作る。着用感が優れたクッション効果のある靴下を編む。【解決手段】1つのシンカー溝101に、高低両パイルシンカー20L,20Sと両パイルシンカー間に位置して両者の癒着を防止する固定シンカー40を挿入する。編み針10でパイル糸50と地糸55を引き込む際、高パイルシンカー20Lが作用すると、その高パイル爪27Lにパイル糸50が乗り、高パイルを形成する。低パイルシンカー20Sのみが作用すると、その低パイル爪27Sにパイル糸50が乗り、低パイルを形成する。高低両パイルシンカーが前進しないとき、パイル糸50は高低いずれのパイル爪27L,27Sにも乗らず、地糸55と共に前記両パイル爪27L,27Sよりも低い位置にある小爪28に乗り、平編みを形成する。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
往復運動する編み針間にシンカーを出入りさせて少なくとも平編み・高パイル編み・低パイル編みの3種類の編組織を形成するための編目編成方法であって、高パイルを形成するための高パイル爪27Lを有する高パイルシンカー20Lと、前記高パイル爪27Lよりも低い位置にあって低パイルを形成するための低パイル爪27Sを有する低パイルシンカー20Sとを用い、高低両パイルシンカー20L,20Sには前記高低両パイル爪27L,27Sよりもさらに低い位置に小爪28を形成し、編み針10によりパイル糸50と地糸55を引き込む場合において、前記高パイルシンカー20Lの高パイル爪27Lにパイル糸50を乗せることによって高パイルを、前記低パイルシンカー20Sの低パイル爪27Sにパイル糸50を乗せることによって低パイルを、さらに、高低両パイルシンカー20L,20Sに形成されている前記小爪28に地糸55と共にパイル糸50を乗せることによって平編みを形成することを特徴とする丸編み機での編目編成方法。
IPC (4件):
D04B9/46 ,  A41B11/00 ,  D04B9/12 ,  D04B15/06
FI (4件):
D04B9/46 ,  A41B11/00 C ,  D04B9/12 ,  D04B15/06 A
Fターム (5件):
3B018AD03 ,  4L054AA01 ,  4L054BB05 ,  4L054BD02 ,  4L054KA22
引用特許:
出願人引用 (2件)
  • 特開昭50-76369号公報
  • パイル緯編地と緯編機
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平8-301036   出願人:今西靴下株式会社, 中川圭司
審査官引用 (22件)
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