特許
J-GLOBAL ID:200903017799585265

自動定速走行装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小塩 豊
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-250687
公開番号(公開出願番号):特開平11-078603
出願日: 1997年09月16日
公開日(公表日): 1999年03月23日
要約:
【要約】【課題】 タップアップ操作あるいはタップダウン操作が連続的に行われた場合にも、車速が目標車速から大幅に外れるようなことがなく、タップアップあるいはタップダウン操作によって更新された目標車速への車速の速やかな収束を可能にする自動定速走行装置を提供する。【解決手段】 前回のタップアップ操作によって更新された目標車速に現車速が到達する前にタップアップ指令信号が再発生したときには、タップアップイニシャライズ算出手段によって算出されたタップアップイニシャライズに1より小さい係数を乗じたイニシャライズ出力によってアクチュエータを加速方向に駆動する。前回のタップダウン操作によって更新された目標車速に現車速が到達する前にタップダウン指令信号が再発生したときには、タップダウンイニシャライズ算出手段によって算出されたタップダウンイニシャライズに1より小さい係数を乗じたイニシャライズ出力によってアクチュエータを減速方向に駆動する。
請求項(抜粋):
自動車の現車速に比例した車速信号を発生する車速センサと、操作に応じてクルーズ指令信号,タップアップ指令信号を選択的に発生するスイッチ手段と、前記車速センサとスイッチ手段に接続され、スイッチ手段からのクルーズ指令信号に応じて前記車速センサが発生する車速信号を目標車速として記憶する車速記憶手段と、車速センサが発生する車速信号を前記車速記憶手段に記憶された記憶車速信号とを比較し、両者の差に応じたアクチュエータ駆動信号を発生する演算手段を有する制御手段と、前記制御手段からのアクチュエータ駆動信号により車両のスロットルバルブの開度を調整するアクチュエータを備えた自動定速走行装置であって、前記制御手段は、前記スイッチ手段からのタップアップ指令信号に応じて、信号発生時の車速信号に基づいてタップアップイニシャライズ出力を算出するタップアップイニシャライズ算出手段と、前記スイッチ手段からタップアップ指令信号が発生すると、発生時の車速信号または記憶車速信号にあらかじめ定められたタップアップ車速に相当する信号値を加算して得られた信号値を新たな目標車速として前記車速記憶手段に記憶させると共に、前記タップアップイニシャライズ算出手段により算出されたタップアップイニシャライズ出力によりアクチュエータを加速方向に駆動し、現車速が新たな目標車速域に到達する前にタップアップ指令信号が再発生すると、再発生時の車速信号または記憶車速信号に前記タップアップ車速に相当する信号値を加算して得られた信号値を新たな目標車速として前記車速記憶手段に記憶させると共に、前記タップアップイニシャライズ算出手段により算出されたタップアップイニシャライズ値に1より小さい所定の係数を乗じたタップアップイニシャライズ出力によりアクチュエータを加速方向に駆動するタップアップ制御手段を備えていることを特徴とする自動定速走行装置。
IPC (3件):
B60K 31/00 ,  F02D 29/02 301 ,  F02D 41/14 320
FI (3件):
B60K 31/00 Z ,  F02D 29/02 301 C ,  F02D 41/14 320 D
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 自動定速走行装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-173325   出願人:自動車電機工業株式会社

前のページに戻る