特許
J-GLOBAL ID:200903017807236828

アンチスキッド制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 碓氷 裕彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-167022
公開番号(公開出願番号):特開平8-026089
出願日: 1994年07月19日
公開日(公表日): 1996年01月30日
要約:
【要約】【目的】 Gセンサ等の付加センサを用いることなく路面μを推定するとともに、旋回や路面の乗り移り等の車両の走行条件の変化に応じて適切に路面μを修正し、この推定,修正された路面μに基づき車両の走行路面に適したアンチスキッド制御を行うこと。【構成】 前後輪の車輪速度差ΔVxの積算値ΣΔVxが車体前後G決定値D1以上になったときの車体加速度を車体の前後Gとして求め(ステップ200)、左右輪の速度差の積算値と速度和とから車体の横Gを求める(ステップ400)。これらの前後G及び横Gとから、その合成Gを演算するとともに(ステップ118)、その合成Gが車両の走行路面の摩擦係数に対応するものとして、走行路面の摩擦係数の関数により、車体速度の限界減速度Vdown,限界加速度Vupを求める(ステップ130,132)。
請求項(抜粋):
車両の各車輪の車輪速度を検出する車輪速度検出手段と、前記車輪速度検出手段によって検出された前後輪の相対的な車輪速度の変化に基づいて路面摩擦係数に対応する前後方向の加速度を算出する前後方向加速度算出手段と、前記車輪速度検出手段によって検出された左右輪の車輪速度に基づいて、車両の横方向の加速度を算出する横方向加速度算出手段と、前記前後方向加速度及び横方向加速度から、車両の限界減速度勾配を算出する限界減速度勾配算出手段と、少なくとも前記限界減速度勾配を用いて、前記車両の車体速度を算出する車体速度算出手段と、前記車体速度と制御対象輪の車輪速度との比較の下に、制御対象輪の車輪の過度のスリップ状態を防止すべく、当該制御対象輪のブレーキ圧力を制御するブレーキ圧力制御手段とを備えることを特徴とするアンチスキッド制御装置。
引用特許:
審査官引用 (4件)
  • 特開平4-230454
  • 車両のスリップ制御装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平3-357243   出願人:マツダ株式会社
  • 路面摩擦係数演算装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-166242   出願人:本田技研工業株式会社
全件表示

前のページに戻る