特許
J-GLOBAL ID:200903017817297850

水性インキ用カーボンブラック顔料

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 福田 保夫 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-353236
公開番号(公開出願番号):特開2001-164147
出願日: 1999年12月13日
公開日(公表日): 2001年06月19日
要約:
【要約】【課題】 水分散性能に優れ、水性インキ用として好適なカーボンブラック顔料を提供する。【解決手段】 窒素吸着比表面積(N2SA)が120m2/g 以上、DBP吸収量が80cm3/100g以下、比着色力(Tint)が120 以上のカーボンブラックを酸化処理してカーボンブラック粒子表面の水素含有官能基量が 3μmol/m2以上に改質され、カーボンブラックのアグリゲートのストークスモード径Dst(nm)とアグロメレートの平均粒径Dupa50%(nm)との比Dupa50%/Dstの値が 0.8〜1.1 、アグロメレートの平均粒径Dupa50%(nm)の値が20〜60(nm)、アグロメレートの最大粒径Dupa99%(nm)の値が160(nm) 以下で、かつ沈殿残渣率が10wt%以下の粒子凝集性状を有することを特徴とする水性インキ用カーボンブラック顔料。
請求項(抜粋):
窒素吸着比表面積(N2SA)が120m2/g以上、DBP吸収量が80cm3/100g以下、比着色力(Tint)が120以上のカーボンブラックを酸化処理してカーボンブラック粒子表面の水素含有官能基量が3μmol /m2以上に改質され、カーボンブラックのアグリゲートのストークスモード径Dst(nm)とアグロメレートの平均粒径Dupa50%(nm)との比Dupa50%/Dstの値が0.8〜1.1、アグロメレートの平均粒径Dupa50%(nm)の値が20〜60(nm)、アグロメレートの最大粒径Dupa99%(nm)の値が160(nm)以下で、かつ沈殿残渣率が10wt%以下の粒子凝集性状を有することを特徴とする水性インキ用カーボンブラック顔料。但し、Dstは遠心沈降法によるアグリゲートストークス相当径分布における最大頻度のストークス相当径、Dupa50%はカーボンブラックの水分散液にレーザー光を照射し散乱光の周波数変調度合から作成したアグロメレート粒径の累積度数分布曲線における50%累積度数の値を、Dupa99%は同分布曲線における99%累積度数の値を示す。また、沈殿残渣率はカーボンブラックの水分散液(濃度20wt%)を9.8×20000m/s2の重力加速度で30分間遠心分離処理を行った後の沈殿残渣量(M1)と、遠心分離処理前の水分散液中のカーボンブラックの重量(M0)との重量比(M1/M0) である。
IPC (2件):
C09C 1/48 ,  C09D 11/00
FI (2件):
C09C 1/48 ,  C09D 11/00
Fターム (15件):
4J037AA02 ,  4J037DD07 ,  4J037DD17 ,  4J037EE08 ,  4J037EE19 ,  4J037EE28 ,  4J037EE43 ,  4J037FF05 ,  4J037FF15 ,  4J039BA04 ,  4J039BE01 ,  4J039CA06 ,  4J039EA19 ,  4J039EA44 ,  4J039GA24
引用特許:
審査官引用 (5件)
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