特許
J-GLOBAL ID:200903017838332191

油の流動接触分解方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 伊東 辰雄 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-327167
公開番号(公開出願番号):特開平10-195454
出願日: 1997年11月13日
公開日(公表日): 1998年07月28日
要約:
【要約】【課題】 重質油の分解反応後の水素移行反応や、軽質オレフィン等の過分解を抑制し、軽質オレフィンを高収率で得ることのできる油の流動接触分解方法を提供する。【解決手段】 下向流型反応帯域、分離帯域、ストリッピング帯域、触媒再生帯域および蒸留帯域を具備する流動接触分解反応装置を用いて、油を触媒と接触させて分解するにあたり、1)前記反応帯域における接触時間を0.1〜3.0秒、反応帯域出口温度を530〜700°C、触媒/油比を10〜50とし、2)前記反応帯域で接触分解して得られた分解生成物および未反応物の混合物を蒸留して得られた沸点300°C以上の炭化水素から成る残渣油分を、油に対して1〜50重量%の量を反応帯域出口部分に導入することにより、分解生成物、未反応物および触媒の混合物の温度を残渣油分を導入する前に比べて1〜100°C低下させることにより、軽質オレフィンを製造することを特徴とする油の流動接触分解方法。
請求項(抜粋):
下向流型反応帯域、分離帯域、ストリッピング帯域、触媒再生帯域および蒸留帯域を具備する流動接触分解反応装置を用いて、油を触媒と接触させて分解するにあたり、1)前記反応帯域における接触時間を0.1〜3.0秒、反応帯域出口温度を530〜700°C、触媒/油比を10〜50とし、2)前記反応帯域で接触分解して得られた分解生成物および未反応物の混合物を蒸留して得られた沸点300°C以上の炭化水素から成る残渣油分を、油に対して1〜50重量%の量を反応帯域出口部分に導入することにより、分解生成物、未反応物および触媒の混合物の温度を残渣油分を導入する前に比べて1〜100°C低下させることにより、軽質オレフィンを製造することを特徴とする油の流動接触分解方法。
IPC (2件):
C10G 11/18 ,  C10G 11/05
FI (2件):
C10G 11/18 ,  C10G 11/05
引用特許:
出願人引用 (2件) 審査官引用 (2件)

前のページに戻る