特許
J-GLOBAL ID:200903017940581350
車両用駆動ユニットのマウント構造
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
筒井 秀隆
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-357440
公開番号(公開出願番号):特開2000-177402
出願日: 1998年12月16日
公開日(公表日): 2000年06月27日
要約:
【要約】【課題】通常走行時ではマウントピンがマウント部材から離脱することがなく、前方衝突時のような負荷入力時にはマウントピンがマウント部材から確実に離脱できる車両用駆動ユニットのマウント構造を提供する。【解決手段】駆動ユニット15を車体のフレーム部材12にマウント部材24を介して支持するマウント構造であって、マウント部材24は、フレーム部材12に固定された金属製外筒26と金属製内筒27とマウントゴム28とを有し、内筒27の中に駆動ユニット15に連結されたマウントピン23が後方側から圧入されている。内筒27のマウントピン23の圧入側と反対側の端部に外径方向へ突出するストッパ部27aが設けられる。前面衝突時にマウントピン23に所定値以上の抜け方向荷重が作用した時、内筒27のストッパ部27aが外筒26に当接することで、マウントピン23が内筒27から抜け、駆動ユニット15は車体から離脱する。
請求項(抜粋):
駆動ユニットを車体のフレーム部材にマウント部材を介して支持するマウント構造において、上記マウント部材は、金属製外筒と、外筒の中心部に配置された金属製内筒と、外筒と内筒との間に設けられたマウントゴムとを有し、上記内筒の中にマウントピンが一方側から圧入されており、上記内筒のマウントピンの圧入側と反対側の端部に外径方向へ突出するストッパ部が設けられ、上記外筒が車体のフレーム部材または駆動ユニットの一方に連結され、マウントピンが車体のフレーム部材または駆動ユニットの他方に連結され、上記マウントピンの抜け方向は、車両の衝突時に駆動ユニットが車体のフレーム部材に対して相対変位する方向とほぼ同一方向に設定され、上記マウントピンに所定値以上の抜け方向荷重が作用した時、上記内筒のストッパ部が外筒またはマウントゴムに当接することで、マウントピンを外筒から離脱可能としたことを特徴とする車両用駆動ユニットのマウント構造。
IPC (2件):
FI (3件):
B60K 5/12 F
, B60K 5/12 J
, F16F 1/38 Q
Fターム (12件):
3D035CA05
, 3D035CA06
, 3J059AA04
, 3J059BA42
, 3J059BB01
, 3J059BD05
, 3J059BD07
, 3J059BD09
, 3J059CB16
, 3J059DA15
, 3J059EA14
, 3J059GA09
引用特許:
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