特許
J-GLOBAL ID:200903017948367160

同期歯車箱内のガラガラ音を阻止する装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 浅村 皓 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-332134
公開番号(公開出願番号):特開平8-219175
出願日: 1995年12月20日
公開日(公表日): 1996年08月27日
要約:
【要約】【課題】 同期歯車箱内の歯車が係合していないときに同期リングから発生するガラガラ音を阻止するための非常に簡単な設計の装置および操作モードを提供する。【解決手段】 歯車が係合していないときに、同期リング(36)は軸(6)上に回転しないように配置された同期ハブ(10)および該同期ハブ上に軸線方向に移動可能な同期スリーブ(12)に対して回転することが制限される。半径方向に作用する板ばね要素(50)が同期リング(36)の外面(46)と同期ハブ(10)の隆起をもったリム(34)の内面(48)との間の弓形スペース(45)内にプレストレスが加えられた状態で組み込まれている。同期リング(36)と協働する板ばね要素(50)は同期リング(36)を同期ハブ(10)に対して浮上位置に保持しかつ同期リング(36)がその端末位置の間で回転してガラガラ音を発生することを阻止する作用をする。
請求項(抜粋):
同期歯車箱内の係合していない歯車用の同期リングから発生するガラガラ音を阻止する装置にして、歯車が係合していないときに、同期リング(36)が、一方の側において歯車箱内に組み込まれた軸(6)に対して回転しないように配置されかつ同期ハブ(10)上で軸線方向に移動するように配置された同期スリーブ(12)と、他方の側において軸(6)上に回転するように取り付けられかつトルクを伝達する目的のために軸線方向に移動可能な同期スリーブ(12)と連結可能であるようになされた大歯車(2または4)との間に回転するように配置されている装置において、半径方向に作用するばねクランプ要素(50)が同期リング(36)の外面(46)と同期ハブ(10)の隆起リム(34)の内面(48)との間の弓形スペース(45)内にプレストレスが加えられた状態で挿入されかつ同期リング(36)を同期ハブ(10)の隆起リム(34)に対してプレストレスが加えられた中心位置に保持する作用をすることを特徴とする装置。
IPC (2件):
F16D 23/06 ,  F16H 55/18
FI (2件):
F16D 23/06 Z ,  F16H 55/18
引用特許:
出願人引用 (2件)
  • 特開昭61-002923
  • シンクロナイザクラッチ組立体
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-263976   出願人:ボーグ-ワーナー・オートモーティブ・インコーポレーテッド
審査官引用 (2件)
  • 特開昭61-002923
  • シンクロナイザクラッチ組立体
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-263976   出願人:ボーグ-ワーナー・オートモーティブ・インコーポレーテッド

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