特許
J-GLOBAL ID:200903018012541025

ボールねじのシール装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 木下 洋平 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-353792
公開番号(公開出願番号):特開2000-161462
出願日: 1998年11月30日
公開日(公表日): 2000年06月16日
要約:
【要約】【課題】 ボールねじのねじ軸のねじ溝とその外周面を個別にシールして防塵性を高めるとともに、接触回転による摩擦熱を抑制することができるボールねじのシール装置の提供。【解決手段】 ボールナット2の開口端部に設けた凹段部4に、微小孔構造ポリマ潤滑材からなる環状体5が嵌着されている。環状体内周面5aにねじ軸1が遊挿される。環状体5の肉厚内に、環状凹部5bと環状凹部5bに連通し且つねじ軸外周面1aに開口する半径方向切欠部5c,5dが形成されている。半径方向切欠部5c,5dに、プラスチックからなるねじ溝シール部材6,7が嵌装される。ねじ溝シール部材6,7には、ねじ溝1b,1c内に嵌合する突部6a,7aが形成されている。ねじ溝シール部材6,7と環状凹部5bの内側面5eにガータスプリング8が巻着され、ねじ溝シール部材6,7と内周面5aがねじ軸外周面1aに押圧接触させられる。
請求項(抜粋):
ねじ軸が遊挿される内周面を有してボールナットの開口端部に嵌着される環状体の肉厚内に、環状凹部と該環状凹部に連通し且つ前記ねじ軸の外周面に開口する半径方向切欠部とを形成し、該半径方向切欠部に前記ねじ軸の外周面に刻設されたねじ溝内に嵌合する突部を有するねじ溝シール部材を嵌装し、該ねじ溝シール部材と前記環状凹部の内側面とに環状弾性体を巻着して、前記ねじ溝シール部材と前記環状体の内周面とを前記ねじ軸の外周面に押圧接触させたことを特徴とする、ボールねじのシール装置。
IPC (2件):
F16H 25/24 ,  F16H 25/22
FI (2件):
F16H 25/24 L ,  F16H 25/22 C
引用特許:
審査官引用 (14件)
  • 特開平2-229949
  • 特開平2-229949
  • ボールねじのシール装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-310744   出願人:エヌティエヌ株式会社
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