特許
J-GLOBAL ID:200903018068242810

高靱性アルミニウム合金鋳物およびその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 本間 崇
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-085422
公開番号(公開出願番号):特開平9-272942
出願日: 1996年04月08日
公開日(公表日): 1997年10月21日
要約:
【要約】【課題】 大きな伸びと高い衝撃値を有し、引張強さ、耐力にも優れ、しかも耐食性を有する高靱性アルミ鋳物およびその製造方法を提供することである。【解決手段】 重量比率で、Si:1.65〜4.0%、Mg:0.2〜0.4%、Fe:0.2%以下、残部実質的にAlおよび不可避的不純物の組成からなり、アルミニウム基地中の共晶Siの面積率が15%以下、伸びが15%以上、かつ衝撃値が30〜40×104J/m2以上を有する高靱性アルミ鋳物である。また、アルミニウム基地中の共晶Siの面積率が15%以下、伸びが15%以上、衝撃値が15×104J/m2以上を有し、かつ引張強さが220MPa以上、耐力が125MPa以上の特性を有する高靱性アルミ鋳物である。本発明の組成としては、改良処理剤のSrおよび/またはTi、Cu:1.0%以下またはMn:0.3%以下を含有させることもできる。本発明の製造方法は、該高靱性アルミ鋳物を高温溶体化処理後、120〜200°Cの温度で適切な時間の時効処理を施す。
請求項(抜粋):
重量比率で、Si:1.65〜5.0%、Mg:0.2〜0.4%、Fe:0.2%以下、残部実質的にAlおよび不可避的不純物を含有する組成からなり、アルミニウム基地中の共晶Siの面積率が15%以下で、伸びが15%以上、かつ衝撃値が30×104J/m2以上有することを特徴とする高靱性アルミニウム合金鋳物。
IPC (2件):
C22C 21/02 ,  C22F 1/043
FI (2件):
C22C 21/02 ,  C22F 1/043
引用特許:
審査官引用 (2件)

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