特許
J-GLOBAL ID:200903018087153500

内燃機関の空燃比制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 恩田 博宣
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-190704
公開番号(公開出願番号):特開平9-042078
出願日: 1995年07月26日
公開日(公表日): 1997年02月10日
要約:
【要約】【課題】蒸発燃料(エバポガス)の濃度の推定を迅速且つ正確に行うと共に、精密な空燃比制御を実現する。【解決手段】燃料タンク7にはエバポガスを吸着するキャニスタ13が接続され、同キャニスタ13とエンジン1の吸気管2とを連通する放出通路15にはパージ弁16が配設されている。吸気管2にはインジェクタ4が配設されている。CPU21は、エバポパージ時に、フィードバック補正係数FAFの燃料増量側(リーン時)又は燃料減量側(リッチ時)への変化度合に応じてエバポ濃度FLPRGを増減させ、それにより実際の濃度値を推定する。また、CPU21は、各種センサ群により検出されたエンジン運転状態(エンジン回転数や吸気温等)に応じて、エバポ濃度の濃度更新幅(増量幅若しくは減量幅)を変更する。さらに、CPU21は、上記の如く推定されたエバポ濃度を空燃比フィードバック制御に反映させる。
請求項(抜粋):
燃料タンクにて発生する蒸発燃料をキャニスタにて吸着させると共に、該キャニスタに吸着された蒸発燃料を内燃機関の吸気系に放出する蒸発燃料放出機構と、前記蒸発燃料放出機構による蒸発燃料の放出量を調節するための燃料放出量調節手段と、前記内燃機関に供給される混合気の空燃比を検出する空燃比センサと、前記空燃比センサにより検出された空燃比と目標空燃比との偏差に基づく空燃比補正値、及び少なくとも蒸発燃料の濃度を一要素として含む前記蒸発燃料放出機構による蒸発燃料の放出状態に応じてインジェクタによる燃料噴射量を調量する空燃比制御手段とを備えた内燃機関の空燃比制御装置において、前記内燃機関の運転状態を検出する機関運転状態検出手段と、前記燃料放出量調節手段による蒸発燃料の放出時に、前記空燃比制御手段による空燃比補正値の燃料増量側又は燃料減量側への変化度合に応じて蒸発燃料の濃度を増減させ、それにより実際の濃度値を推定する濃度推定手段と、前記機関運転状態検出手段により検出された機関運転状態に応じて、前記濃度推定手段による推定濃度の増量幅若しくは減量幅を変更する濃度増減量変更手段とを備えることを特徴とする内燃機関の空燃比制御装置。
IPC (3件):
F02M 25/08 301 ,  F02D 41/02 330 ,  F02D 41/14 310
FI (3件):
F02M 25/08 301 J ,  F02D 41/02 330 J ,  F02D 41/14 310 C
引用特許:
出願人引用 (1件) 審査官引用 (1件)

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