特許
J-GLOBAL ID:200903018130993372

誘電体共振器

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-324309
公開番号(公開出願番号):特開平7-183704
出願日: 1993年12月22日
公開日(公表日): 1995年07月21日
要約:
【要約】【目的】誘電体ブロックの短絡側端面に、隣接する内導体及び内導体と外導体とを接続する短絡電極を設けることにより、結合孔を不要とし誘電体ブロック及び成型用金型の標準化を図り、容易に所望の帯域幅を得ることができ、かつ小型化のできる誘電体共振器を提供する。【構成】誘電体ブロック1内に内導体3が形成された共振器孔2a、2b、2cを設け、誘電体ブロック1の外面に外導体4が形成された誘電体共振器の短絡側端面1bに、各共振器孔2a、2b、2cの内導体3、及び入出力段にあたる共振器孔2a、2cの内導体3と外導体4とを接続する短絡電極6a、6bを形成したものである。短絡電極6aによるインダクタンスにより各共振器を結合し、短絡電極6aの形状、線幅を変えることによりインダクタンス値を調整して結合度つまり帯域幅を調整する。また、短絡電極6a、6bによるインダクタンスにより見かけ上の共振器長が長くなり、より小型化が可能となる。
請求項(抜粋):
誘電体ブロックの対向する一対の面の一方端面を開放側端面とし、他方端面を短絡側端面とし、前記両端面の少なくとも一方端面に開口部を有する複数の共振器孔を設け、該共振器孔の内周面に内導体を形成し、誘電体ブロックの外面に外導体を形成してなる誘電体共振器において、前記短絡側端面に、隣り合う共振器孔の内導体、及び入出力段にあたる共振器孔の内導体と外導体とを接続する短絡電極を形成したことを特徴とする誘電体共振器。
引用特許:
出願人引用 (2件) 審査官引用 (2件)

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