特許
J-GLOBAL ID:200903018148242684

内燃機関のバルブタイミング制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 志賀 富士弥 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-120259
公開番号(公開出願番号):特開平11-336516
出願日: 1998年04月30日
公開日(公表日): 1999年12月07日
要約:
【要約】【課題】 ベーンの回転中におけるカムシャフトの回転変動トルクによる逆戻り現象を規制して、バルブタイミングの制御応答性を向上する。【解決手段】 タイミングスプロケット1とカムシャフト2とを、ハウジング6内の進角側油圧室32と遅角側油圧室33への相対的な油圧の給排によって、ベーン3を正逆回転させて相対回動位相を変換させて、吸気弁の開閉時期を可変にする。また、カムシャフトの正の回転変動トルクによるベーンの遅角側から進角側への回転時における逆転を規制する規制機構10を設けた。この規制機構は、高圧室54に供給された油圧によってプランジャ52を進出させて、一側面13aに常時当接させてチェック弁56によるプランジャ52の突張力により正の変動トルクに対して対抗させるようにした。
請求項(抜粋):
機関のクランクシャフトによって回転駆動する回転体と、外周に機関弁を作動させる駆動カムを有しかつ回転体と相対回動可能なカムシャフトと、該カムシャフトの端部に固定されて、回転体のハウジング内を摺動回転する複数の羽根部を有するベーンと、前記ハウジングの内周面に内方へ突設された複数の隔壁部と、該隔壁部と前記各羽根部の両側面との間に隔成された遅角側油圧室及び進角側油圧室と、該両油圧室に相対的に油圧を給排して前記ベーンを正逆回転させる油圧回路とを備えたバルブタイミング制御装置であって、前記ハウジングとベーンとの間に、機関作動時に前記カムシャフトに作用する回転トルク変動に伴うベーンの揺動振動を、プランジャが対向壁に押接して規制する規制機構を設けたことを特徴とする内燃機関のバルブタイミング制御装置。
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 弁開閉時期制御装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平8-193615   出願人:アイシン精機株式会社
  • 弁開閉時期制御装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平8-182253   出願人:アイシン精機株式会社

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