特許

J-GLOBAL ID：200903018183003226

冷却空洞付きピストン耐摩環およびその製造方法

発明者： 川瀬 欣也 ,  花田 久仁夫 ,  山本 英継 ,  山川 修司
出願人/特許権者： 三菱マテリアル株式会社 ,  三菱ふそうトラック・バス株式会社
代理人 (1件)： 牛木 護
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願2002-145395
公開番号（公開出願番号）：特開2003-336541
出願日： 2002年05月20日
公開日（公表日）： 2003年11月28日
要約：

【要約】【課題】 アルミニウム合金からなるピストン本体に窒化ほう素を含む鉄系焼結体からなる耐摩環本体を良好に鋳ぐるむ。【解決手段】 ピストンリング19,20,21が組み込まれ窒化ほう素を含む鉄系金属の焼結材料からなる環状の耐摩環本体33と、この耐摩環本体33の内周側にろう付けにより組み込まれた管材からなる環状の空洞形成材34とを備える。耐摩環本体33に含有する窒素を0.55%以下に形成する。アルミニウム合金からなるピストン本体11と耐摩環本体33との有効な反応層の面積率を向上して良好な鋳ぐるみを行うことができる。

請求項（抜粋）：

アルミニウム合金からなるピストン本体に鋳ぐるみにより埋設されピストンリングが組み込まれる冷却空洞付きピストン耐摩環において、窒化ほう素を含む鉄系金属の焼結材料からなりピストンリングが組み込まれる環状の耐摩環本体と、この耐摩環本体の内周側にろう付けにより組み込まれた管材からなる環状の空洞形成材とを備え、前記耐摩環本体に含有する窒素を0.55%以下に形成することを特徴とする冷却空洞付きピストン耐摩環。

IPC (4件)：

F02F 3/00 ,  F01P 3/10 ,  F02F 3/22 ,  F16J 9/00

FI (5件)：

F02F 3/00 N ,  F02F 3/00 G ,  F01P 3/10 A ,  F02F 3/22 A ,  F16J 9/00 A

Fターム (10件)：

3J044AA01 ,  3J044AA18 ,  3J044BA03 ,  3J044BA04 ,  3J044BA09 ,  3J044BC01 ,  3J044BC03 ,  3J044CA06 ,  3J044CA21 ,  3J044DA09

引用特許：

審査官引用 (4件)

• 冷却空洞付きピストン耐摩環およびその製造方法
  公報種別：公開公報   出願番号：特願2000-130103   出願人：三菱マテリアル株式会社, 三菱自動車工業株式会社
• 窒素含有量の低い鉄基焼結部品の製造方法
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平4-321187   出願人：三菱マテリアル株式会社
• 耐摩耗性および熱伝導性のすぐれた遊離黒鉛析出鉄系焼結材料製ピストンリング耐摩環
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平11-144377   出願人：三菱マテリアル株式会社
• 鋳ぐるみ品及びその製造方法
  公報種別：公開公報   出願番号：特願2002-057961   出願人：三菱マテリアル株式会社