特許
J-GLOBAL ID:200903049101489544

冷却空洞付きピストン耐摩環およびその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 牛木 護
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-130103
公開番号(公開出願番号):特開2001-032748
出願日: 2000年04月28日
公開日(公表日): 2001年02月06日
要約:
【要約】【課題】 ピストンリングの冷却効果を高める。製造性および信頼性を向上させる。【解決手段】 環状の耐摩環本体33の内周側にステンレス製の管材からなる空洞形成材34を組み込む。この空洞形成材34内の空間部により冷却空洞32を形成する。耐摩環本体33は金属系焼結材料からなるが、焼結時に同時に耐摩環本体33と空洞形成材34とをろう付けする。耐摩環本体33を焼結に伴い収縮する材料からなるものとして、焼結に伴い耐摩環本体33と空洞形成材34とを焼結嵌めしてもよい。耐摩環本体33および空洞形成材34からなるピストン耐摩環31をピストン本体11に鋳ぐるむ。ピストン耐摩環31に冷却空洞32を形成することにより、この冷却空洞32をピストンリング19,20に近付けることが可能になる。
請求項(抜粋):
ピストン本体に鋳ぐるみにより埋設されピストンリングが組み込まれる冷却空洞付きピストン耐摩環において、金属系焼結材料からなりピストンリングが組み込まれる環状の耐摩環本体と、この耐摩環本体の内周側に組み込まれた管材からなる環状の空洞形成材とを備え、前記耐摩環本体が焼結に伴って収縮する焼結材料からなるとともに、前記耐摩環本体と空洞形成材とを焼結嵌めにより接合してなり、前記空洞形成材の内部の密閉した空間部により冷却空洞を形成したことを特徴とする冷却空洞付きピストン耐摩環。
IPC (5件):
F02F 3/22 ,  B22F 5/02 ,  F01P 3/10 ,  F02F 3/00 ,  F16J 9/22
FI (6件):
F02F 3/22 A ,  B22F 5/02 ,  F01P 3/10 A ,  F02F 3/00 G ,  F02F 3/00 N ,  F16J 9/22
引用特許:
審査官引用 (6件)
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