特許
J-GLOBAL ID:200903018190260374

磁気ディスク用クラッドアルミニウム合金基板及びその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 藤巻 正憲
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-131595
公開番号(公開出願番号):特開2004-332068
出願日: 2003年05月09日
公開日(公表日): 2004年11月25日
要約:
【課題】高記録密度化に対応でき、研削性が良好であり、低コストな磁気ディスク用クラッドアルミニウム合金基板及びその製造方法を提供する。【解決手段】純度が99.9%以下の芯材用アルミニウムと、純度が99.94%以上の皮材用アルミニウムとを夫々別々に溶解して所定の元素を添加した後、鋳造及び均質化熱処理を行い芯材及び皮材にする。この芯材及び皮材を熱間にて貼り合わせた後圧延したクラッド板を冷間圧延して打ち抜き、250乃至450°Cの温度範囲で加圧焼鈍して、芯材の中央部がMg:3.5乃至6質量%、Cu:0.8質量%以下、Zn:1質量%を含有し、残部がAl及び不可避的不純物からなり、皮材の表層部がCu:0.01乃至0.1質量%、Zn:0.1乃至0.6質量%、Mg:2質量%未満、Cr:0.05乃至0.3質量%を含有し、残部がAl及び不可避的不純物からなる磁気ディスク用クラッドアルミニウム合金基板にする。【選択図】 なし
請求項(抜粋):
芯材の両面に皮材をクラッドし、焼鈍が施された磁気ディスク用クラッドアルミニウム合金基板において、前記皮材の厚さが30乃至150μmであり、最終焼鈍後における前記皮材の表層部がCu:0.01乃至0.1質量%、Zn:0.1乃至0.6質量%、Mg:2質量%未満、Cr:0.05乃至0.3質量%を含有し、残部がAl及び不可避的不純物からなり、前記芯材の厚さ方向における中央部がMg:3.5乃至6質量%を含有し、残部がAl及び不可避的不純物からなり、前記Mgの含有量が表層になるに従い減少することを特徴とする磁気ディスク用クラッドアルミニウム合金基板。
IPC (5件):
C22C21/00 ,  C22C21/06 ,  C22F1/047 ,  G11B5/73 ,  G11B5/84
FI (5件):
C22C21/00 E ,  C22C21/06 ,  C22F1/047 ,  G11B5/73 ,  G11B5/84 Z
Fターム (7件):
5D006CB04 ,  5D006CB06 ,  5D006CB08 ,  5D112AA02 ,  5D112BA06 ,  5D112GB02 ,  5D112GB04
引用特許:
審査官引用 (5件)
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