特許
J-GLOBAL ID:200903018190911553

流体軸受ユニットおよび潤滑材シール、ならびに流体スピンドルアセンブリ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 深見 久郎 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-236594
公開番号(公開出願番号):特開平8-105446
出願日: 1995年09月14日
公開日(公表日): 1996年04月23日
要約:
【要約】【課題】 ディスクスピンドルおよびモータのすべての動作および非動作条件のもとで軸受ユニット内に効果的に潤滑材を含む構造を有する流体軸受ユニットを提供する。【解決手段】 流体軸受ユニット10は、軸と、軸に対して回転可能に配置されかつ複数個のジャーナル軸受を規定するスリーブと、軸に固定され軸サブアセンブリを形成しかつスリーブ肩と面する第1径方向面を有し第1スラスト軸受を規定する環状軸線方向スラストプレートと、スリーブに固定されスリーブサブアセンブリを形成しかつ環状軸線方向スラストプレートの第2径方向面上にありこれと面する軸受表面を有し第2スラスト軸受を形成するスラストブシュと、軸に隣接する環状V字形溝内の流体潤滑材のシールと、モータと、流体潤滑材とを含み、潤滑材は回転がないと毛管力で、回転があると遠心力で定位置に保持される。
請求項(抜粋):
軸と、前記軸に対して回転可能に配置され、前記軸と協働して1対の間隔をおかれた流体ジャーナル軸受を規定し、前記1対の間隔をおかれた流体ジャーナル軸受間に環状の潤滑材通路を規定するスリーブと、前記軸に固定され軸サブアセンブリを形成し、前記スリーブの肩と対面する第1の径方向の表面を有し、第1の流体スラスト軸受を規定する環状の軸線方向のスラストプレートと、前記スリーブに固定されスリーブサブアセンブリを形成し、前記環状の軸線方向のスラストプレートの第2の径方向の表面の上にありこれと係合して面する軸受表面を有し、第2の流体スラスト軸受を規定するスラストブシュと、前記環状の軸線方向のスラストプレートおよび前記環状のスラストブシュの末広がりの環状壁表面により規定され、前記軸に隣接して位置し、前記第2の流体スラスト軸受と実質的に整列する頂点を有する環状のV字形溝内に規定される流体潤滑材のための第1のシールと、前記軸サブアセンブリに対して前記スリーブサブアセンブリを回転させる、回転力を付与する手段と、前記環状のV字形溝内に位置し、回転がない場合には毛管力により定位置に保持され、前記軸サブアセンブリと前記スリーブサブアセンブリとの間の相対的な回転がある場合には、毛管力および遠心力により定位置に保持される流体潤滑材とを含む、流体軸受ユニット。
IPC (4件):
F16C 33/10 ,  F16C 17/10 ,  F16C 33/74 ,  G11B 19/20
引用特許:
審査官引用 (7件)
  • スピンドルモータ
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-350887   出願人:日本電産株式会社
  • スピンドルモータ
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-042343   出願人:日本電産株式会社
  • 特開昭63-145816
全件表示

前のページに戻る