特許
J-GLOBAL ID:200903018205443250
L-カルニチンの製造のための工業的方法
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
青山 葆 (外2名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-582358
公開番号(公開出願番号):特表2002-529528
出願日: 1999年11月12日
公開日(公表日): 2002年09月10日
要約:
【要約】本発明は、アルキル4-クロロ-3-オキソブチレートまたは4-クロロ-3-オキソブチルアミドのエナンチオ選択的還元を含むL-カルニチンの工業的製造のための方法を開示する。こうして得られた光学活性の3-ヒドロキシ誘導体をトリメチルアミンと反応させ、粗L-カルニチンを得、これを次いで最終的に精製する。還元に用いた触媒は、5原子のビスヘテロ芳香族系に結合するルテニウムの錯体である。水素圧、基質濃度、温度および基質:触媒モル比を制御した条件で行う還元反応により、4-クロロ-3-ヒドロキシブチレートまたは4-クロロ-ヒドロキシブチルアミドが高収率で得ることが可能となる。開示した、L-カルニチンが得られるに至る方法は、工業規模で容易に適用できる。
請求項(抜粋):
次のステップを含むL-カルニチンの合成方法;(a)アルキル4-クロロ-3-オキソブチレートまたは4-クロロ-3-オキソブチルアミドのエナンチオ選択的還元を、次の式:【化1】(式中、Y=OR1、NH-R1、N(R1R2);R1、R2(同一または相違する)=アルキルC1-C10アルキルアリール)に従い、還元反応の触媒を2つの式(III)または(IV)【化2】(式中、A=S、O、NR3、N-アリール、N-CO-R3;R3=アルキルC1-C10、アルキルアリール、アリール;Q=アルキルC1-C4、フェニル;R、R’(同一または相違する)=任意にアルキル置換されたフェニル、アルキルC1-C6、シクロアルキルC3-C8;または、RおよびR’は共に4-6原子のホスホロ環式系を形成する;XおよびLは同一または相違し、次の意味を有する:X=ハロゲン、アルキルスルホネート、アリールスルホネート;L=ハロゲン、アリール、πアリール、アレフィン系、カルボキシレート)の一つに対応するルテニウム錯体から成るものとして行う、(b)(a)で得られる式(II)の誘導体をトリメチルアミンと反応させ、L-カルニチンを形成させる。
IPC (10件):
C07C227/08
, B01J 31/24
, C07B 53/00
, C07C 67/31
, C07C 69/675
, C07C227/30
, C07C227/40
, C07C229/22
, C07B 61/00 300
, C07M 7:00
FI (10件):
C07C227/08
, B01J 31/24 Z
, C07B 53/00 A
, C07C 67/31
, C07C 69/675
, C07C227/30
, C07C227/40
, C07C229/22
, C07B 61/00 300
, C07M 7:00
Fターム (50件):
4G069AA06
, 4G069AA08
, 4G069BA27A
, 4G069BA27B
, 4G069BC70A
, 4G069BC70B
, 4G069BE13A
, 4G069BE21A
, 4G069BE21B
, 4G069BE22A
, 4G069BE26A
, 4G069BE26B
, 4G069BE33A
, 4G069BE35A
, 4G069BE35B
, 4G069BE37A
, 4G069BE37B
, 4G069BE38A
, 4G069BE38B
, 4G069BE39A
, 4G069BE39B
, 4G069CB02
, 4G069DA02
, 4G069FA01
, 4H006AA02
, 4H006AB23
, 4H006AB84
, 4H006AC41
, 4H006AC47
, 4H006AC81
, 4H006AD17
, 4H006BA23
, 4H006BA37
, 4H006BA39
, 4H006BA43
, 4H006BA47
, 4H006BA48
, 4H006BA69
, 4H006BC10
, 4H006BC11
, 4H006BC19
, 4H006BC34
, 4H006BC35
, 4H006BE20
, 4H006BN10
, 4H006BS70
, 4H006BU50
, 4H039CA60
, 4H039CB20
, 4H039CD40
引用特許: