特許
J-GLOBAL ID:200903018235176477

一方向ダンパ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 高田 武志
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-281356
公開番号(公開出願番号):特開平11-101277
出願日: 1997年09月29日
公開日(公表日): 1999年04月13日
要約:
【要約】【課題】 動作不良等の不都合が生じ難く、しかも、小型であっても、大きなトルクに対して所望に制動動作を行い得るように構成し得る一方向ダンパを提供すること。【解決手段】 一方向ダンパ1は、円筒状の外周面2に歯3が一体的に形成された軸部材4と、軸部材4と同心に且つ軸部材4の周りで当該軸部材4に対してA方向に相対回転自在に配された中間回転体5と、中間回転体5の内周面6と軸部材4の外周面2との間において浮動的にかつ軸部材4の外周面2の歯3に噛み合って自身の軸心Bの周りで回転自在となるように配された浮動歯車7と、中間回転体5と協同して高粘性体8を収容する粘性体収容室9を形成して、中間回転体5に対してA方向に相対回転自在に配された固定体10と、粘性体収容室9に収容された高粘性体8とを具備している。
請求項(抜粋):
円筒状の外周面に歯が形成された軸部材と、この軸部材と同心に且つ軸部材の周りで当該軸部材に対して相対回転自在に配された中間回転体と、この中間回転体の内周面と軸部材の外周面との間に、軸部材の外周面の歯に噛み合って回転自在に配された浮動歯車と、中間回転体と協同して粘性体を収容する粘性体収容室を形成して、中間回転体に対して相対回転自在に配された固定体と、粘性体収容室に収容された粘性体とを具備しており、中間回転体の内周面は、軸部材の外周面に徐々に近接して、当該軸部材に向かって凸な円弧状の歯付の第一の内周面と、この第一の内周面の底部から連続して軸部材の回転方向に沿って伸びた無歯の第二の内周面と、第一の内周面の頂部から連続して軸部材の外周面から離反するように伸びた無歯の第三の内周面とからなる内周面の組を少なくとも一組有しており、浮動歯車は、中間回転体に対する軸部材の一の方向の相対回転では、第一の内周面の歯に噛み合い、中間回転体に対する軸部材の一の方向と逆の方向の相対回転では、第一の内周面の歯への噛み合いが解除されて、第二及び第三の内周面側に位置して空転するようになっている一方向ダンパ。
IPC (3件):
F16D 63/00 ,  A47C 1/025 ,  F16F 9/12
FI (3件):
F16D 63/00 R ,  A47C 1/025 ,  F16F 9/12
引用特許:
出願人引用 (3件)
  • 特開平4-025626
  • 特公平6-068300
  • 可変ダンパー
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-308184   出願人:北川工業株式会社
審査官引用 (2件)
  • 特公平6-068300
  • 特開平4-025626

前のページに戻る