特許
J-GLOBAL ID:200903018238045276
内燃機関の燃料噴射制御装置
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
長谷川 芳樹 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-038867
公開番号(公開出願番号):特開平8-232730
出願日: 1995年02月27日
公開日(公表日): 1996年09月10日
要約:
【要約】【目的】 機関回転数の増加に伴ってECUによる内燃機関の制御処理時間が不足する状態となっても、適正な気筒別空燃比フィードバック制御を行うことができる内燃機関の燃料噴射量制御装置を提供する。【構成】 オブザーバOBSVは排気系集合部の検出空燃比KACTから気筒別空燃比#nA/F を推定する。PIDブロックは気筒別空燃比#nA/F にPID制御則を適用することで気筒別空燃比補正係数#nKLAFを算出し、気筒毎の出力燃料噴射量#Tout をフィードバック補正する。メモリブロックREFは、固定値又は直近に求められた気筒別空燃比補正係数#nKLAFを保持して出力する機能を有する。第1の制御ブロックCH1は、機関回転数に応じて、デマルチプレクサDMPXとマルチプレクサMPXの切換え接続を制御し、第2の制御ブロックCH2は、機関回転数に応じて、オブザーバOBSVの推定処理及びその停止を指示することにより、PIDブロックによる処理を間引いたり停止させたりして、処理の短縮化を図る。
請求項(抜粋):
多気筒内燃機関の排気系集合部に配置され、前記多気筒内燃機関の各気筒から排出される混合気の空燃比を検出する空燃比検出手段と、前記多気筒内燃機関の排気系における空燃比の挙動を規定するモデルに基づいて、前記空燃比を入力すると共に前記排気系の内部状態を観測するオブザーバを設定して、各気筒の空燃比を推定する空燃比推定手段と、前記推定された各気筒の空燃比に基づいて各気筒の空燃比のバラツキを減少させるように、前記多気筒内燃機関の各気筒に供給する気筒別燃料噴射量を補正する気筒別空燃比補正係数を算出する空燃比補正係数算出手段とを備えた内燃機関の燃料噴射量制御装置において、機関回転数が予め決められた値を超えると、前記空燃比推定手段による各気筒の空燃比の推定処理を継続させつつ、前記空燃比補正係数算出手段による気筒別空燃比補正係数の算出処理を、気筒の行程順に順次ずらして停止させる制御手段を具備することを特徴とする内燃機関の燃料噴射量制御装置。
IPC (2件):
F02D 41/14 310
, F02D 41/02 301
FI (2件):
F02D 41/14 310 L
, F02D 41/02 301 C
引用特許:
前のページに戻る