遷移金属窒化物、燃料電池用セパレータ、燃料電池スタック、燃料電池車両、遷移金属窒化物の製造方法及び燃料電池用セパレータの製造方法

発明者： , , ,
出願人/特許権者：
代理人 (6件)：三好秀和 , 岩▲崎▼ 幸邦 , 川又澄雄 , 伊藤正和 , 高橋俊一 , 高松俊雄
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願2006-045633
公開番号（公開出願番号）：特開2006-265090
出願日： 2006年02月22日
公開日（公表日）： 2006年10月05日
要約：

【課題】酸化性環境下におけるセパレータと電極との間の接触抵抗を低い値に維持し、耐食性に優れ、かつ低コスト化した燃料電池用セパレータ及びその製造方法を提供する。【解決手段】遷移金属窒化物が、Feを主成分として、Fe、Cr、Ni及びMoの中から選択される遷移金属原子によって形成された面心立方格子の単位胞中心の八面体空隙に窒素原子が配置されたM4N型格子構造を有する遷移金属窒化物であって、前記面心立方格子を形成する金属元素の組成が5.9≦([at%Fe]×6+[at%Cr]×5+[at%Ni]×8+[at%Mo]×5)×0.01≦6.1の関係式を満たし、かつ、前記遷移金属原子と前記窒素原子との原子比が4:0.8〜4:1の範囲にある。【選択図】図4

請求項（抜粋）：

Feを主成分として、Fe、Cr、Ni及びMoの中から選択される遷移金属原子によって形成された面心立方格子の単位胞中心の八面体空隙に窒素原子が配置されたM4N型格子構造を有する遷移金属窒化物であって、前記面心立方格子を形成する金属元素の組成が5.9≦([at%Fe]×6+[at%Cr]×5+[at%Ni]×8+[at%Mo]×5)×0.01≦6.1の関係式を満たし、かつ、前記遷移金属原子と前記窒素原子との原子比が4:0.8〜4:1の範囲にあることを特徴とする遷移金属窒化物。

IPC (4件)：

C01B 21/06 , H01M 8/02 , H01M 8/00 , C23C 8/38

FI (4件)：

C01B21/06 D , H01M8/02 B , H01M8/00 Z , C23C8/38

Fターム (8件)：

4K028BA02 , 4K028BA12 , 4K028BA21 , 4K028BA22 , 5H026AA06 , 5H026EE01 , 5H026EE02 , 5H026EE08

引用特許：

出願人引用 (14件)

燃料電池用セパレータ
公報種別：公開公報出願番号：特願平9-068888 出願人：アイシン高丘株式会社
固体高分子型燃料電池部材用低接触抵抗ステンレス鋼、チタンおよび炭素材料
公報種別：公開公報出願番号：特願平11-170142 出願人：新日本製鐵株式会社
窒化用オーステナイト系ステンレス鋼
公報種別：公開公報出願番号：特願平9-348397 出願人：山陽特殊製鋼株式会社

全件表示

審査官引用 (16件)

窒化用オーステナイト系ステンレス鋼
公報種別：公開公報出願番号：特願平9-348397 出願人：山陽特殊製鋼株式会社
熱膨張特性に優れたオーステナイトステンレス鋼
公報種別：公開公報出願番号：特願平5-242067 出願人：愛知製鋼株式会社
ステンレス鋼の耐食性および耐摩耗性改善方法
公報種別：公開公報出願番号：特願平3-309389 出願人：三洋電機株式会社

全件表示

引用文献：

出願人引用 (1件)

イオン窒化法, 19760710, 初版, p.20-21、p.35

審査官引用 (1件)

イオン窒化法, 19760710, 初版, p.20-21、p.35

前のページに戻る