特許
J-GLOBAL ID:200903018304565820

微細組織を有するアルミ鍛造製品の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小倉 亘
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-083330
公開番号(公開出願番号):特開平9-249951
出願日: 1996年03月12日
公開日(公表日): 1997年09月22日
要約:
【要約】【課題】 スピニング加工やフレアリング加工の必要なく、鍛造のみで全面微細な再結晶粒にコントロールされた熱処理後の組織をもち、機械的性質に異方性のない鍛造製品を得る。【解決手段】 Si:0.4〜1.5%,Cu:0.15〜0.9%,Mg:0.8〜1.5%及びCr:0.04〜0.9%を含み、Fe:0.05〜0.35%,Zn:0.25%以下に規制したアルミニウム合金の鋳塊を均質化処理した後、切断し、450〜500°Cに加熱し、400〜460°Cに保持した金型を使用して一次鍛造し、再度500〜540°Cに加熱し、400〜460°Cに保持した金型を使用して二次鍛造し、510〜545°C×2〜6時間の溶体化処理,水冷後に160〜190°C×4〜12時間の時効処理を施す熱処理を行い、製品形状に機械加工する。使用するアルミニウム合金は、Ti:0.005〜0.15%,B:0.0001〜0.01%,Mn:0.2〜0.6%,Zr:0.05〜0.2%を含むことができる。
請求項(抜粋):
Si:0.4〜1.5重量%,Cu:0.15〜0.9重量%,Mg:0.8〜1.5重量%及びCr:0.04〜0.9重量%を含み、Fe:0.05〜0.35重量%,Zn:0.25重量%以下に規制したアルミニウム合金の鋳塊を均質化処理した後、切断し、鍛造直後の素材温度が440〜500°Cとなるように鍛造し、次いで510〜545°C×2〜6時間の溶体化処理を施し、水冷後、160〜190°C×4〜12時間の時効処理を施すことにより溶体化処理時の再結晶粒の粗大成長を抑制したアルミ鍛造製品の製造方法。
IPC (5件):
C22F 1/05 ,  B21J 1/06 ,  B21J 5/00 ,  B21K 1/32 ,  C22C 21/06
FI (5件):
C22F 1/05 ,  B21J 1/06 A ,  B21J 5/00 D ,  B21K 1/32 A ,  C22C 21/06
引用特許:
審査官引用 (9件)
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