特許
J-GLOBAL ID:200903018311222645

腰折れ欠陥のない連続溶融めっき鋼板の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 宮崎 新八郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-054489
公開番号(公開出願番号):特開2002-256408
出願日: 2001年02月28日
公開日(公表日): 2002年09月11日
要約:
【要約】【課題】低炭素鋼板を母材鋼板とする連続溶融めっき鋼板の腰折れ欠陥を防止する。【解決手段】溶融めっき浴および冷却帯を通りデフレクーターロール(以下「ロール」)を介して搬送されるめっき鋼板の搬送工程において、?@第1の方法は、めっき鋼板が、ロール通過時に加わる応力を超える降伏応力を保持して該ロールを通過するように、冷却帯でめっき鋼板の板温を調整する。好ましくは、下式を満たす降伏応力σYP(MPa)に対応する温度域に保持する。?A第2の方法は、めっき鋼板の板温調整により、めっき鋼板を降伏伸び消失温度域に保持してロールを通過させる。σYPRSUT 、σRS=87.9×103×(t/D)[σRS:ロール通過時の曲げ変形により棒材鋼板に加わる応力(MPa)、σUT:ユニットテンション(MPa)、t:母材鋼板の板厚(mm)、D:ロール径(mm)]。
請求項(抜粋):
低炭素鋼の母材鋼板を溶融めっき金属浴に導通して鋼板表面にめっき層を形成し、浴上の冷却帯を通過させてめっき層を凝固させた後、デフレクターロールを介してスキンパスミルへ搬送する連続溶融めっき鋼板の製造方法において、めっき鋼板が、デフレクターロール通過時に受ける応力を超える降伏応力を保持してデフレクターロールを通過するように、予め求められた母材鋼板の「降伏応力-温度」の関係に基づいて、冷却帯においてめっき鋼板温度を調整することを特徴とする連続溶融めっき鋼板の製造方法。
IPC (6件):
C23C 2/26 ,  B21B 3/00 ,  C23C 2/00 ,  C23C 2/40 ,  C22C 38/00 301 ,  C22C 38/04
FI (6件):
C23C 2/26 ,  B21B 3/00 A ,  C23C 2/00 ,  C23C 2/40 ,  C22C 38/00 301 T ,  C22C 38/04
Fターム (15件):
4K027AA02 ,  4K027AA23 ,  4K027AB01 ,  4K027AB28 ,  4K027AB42 ,  4K027AB48 ,  4K027AC72 ,  4K027AC73 ,  4K027AD11 ,  4K027AD16 ,  4K027AD26 ,  4K027AD28 ,  4K027AE11 ,  4K027AE12 ,  4K027AE13
引用特許:
審査官引用 (8件)
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