特許
J-GLOBAL ID:200903018343493624

簡易無記名投票方法、システム、投票者および集計者端末、投票および集計用アプリケーションプログラム、同アプリケーションプログラムを記録した記録媒体

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 金田 暢之 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-054975
公開番号(公開出願番号):特開2002-259622
出願日: 2001年02月28日
公開日(公表日): 2002年09月13日
要約:
【要約】【課題】 無記名投票システムにおいて、遠隔投票集計を可能にし、投票を高速にし、客観性を保証する。【解決手段】 集計者Aとすべての投票者B1〜B3は投票識別子をフィルタとして意味情報ネットワーク3に設定し、投票者総数を蓄積する。その後、集計者Aは投票識別子を付した暫定識別子を含む暫定識別子要求を発信する。暫定識別子要求を受信した投票者は、身元を明らかにしない暫定識別子を決定し、暫定識別子要求応答を返信する。投票者B1〜B3と集計者Aは同一の暫定識別子がない場合、すべての暫定識別子を作業領域に蓄積し、投票者B1〜B3に投票要求を発信する。投票者はその応答として投票情報を決定し、投票要求応答を返信する。B1〜B3と集計者Aは投票要求応答を受信し、投票情報を更新し、B1〜B3に開票として発信し、あるいは集計者Aのみがすべての投票者B1〜B3に再度投票要求を発信する。
請求項(抜粋):
無記名、かつ投票結果が投票者の利害に絡まない内容の投票を行うに当たって、投票内容が既知の特定の投票者と集計者間でネットワークを介して投票情報を送受する無記名投票方法であって、各投票者端末の投票用アプリケーションプログラムと、集計者端末上の集計用アプリケーションプログラムを、前記ネットワークである意味情報ネットワークに接続し、前記各投票者端末に投票者によって入力された投票者総数と投票識別子のうち前者を蓄積し、後者をフィルタとして前記意味情報ネットワークに設定し、前記集計者端末に集計者によって入力された投票者総数と投票識別子のうち前者を蓄積し、後者をフィルタとして前記意味情報ネットワークに設定し、前記集計者端末から、集計者の身元を明らかにする通信媒体を用いて、すべての投票者端末に投票手続きの準備として暫定識別子要求を発信し、前記暫定識別子要求を受信した投票者端末に投票者によって決定、入力された、身元を明らかにしない暫定識別子と前記投票識別子からなる暫定識別子要求応答をイベントとして前記意味情報ネットワークに送信し、前記暫定識別子応答のイベントを受信したすべての投票者端末と集計者端末が、すべての投票者端末からの前記暫定識別子を調べ、同一の暫定識別子がない場合、すべての前記暫定識別子を投票情報と暫定識別子の組合せ一覧表のために確保した作業領域に蓄積し、かつ前記集計者端末のみが前記通信媒体からすべての投票者端末に投票要求を発信し、同一の暫定識別子がある場合、前記集計者端末のみが前記通信媒体からすべての投票者端末に再度暫定識別子要求を発信し、前記集計者端末から前記投票要求を受信した投票者端末がその応答として、投票情報を決定し、該投票情報と自ら決定済みの最新の暫定識別子との組合せを、前記投票識別子を付して前記意味情報ネットワークに投票要求応答として発信し、すべての投票者端末と前記集計者端末が、前記投票者端末からの前記投票要求応答を受信し、受信した暫定識別子と同じものが蓄積された前記暫定識別子群の中にあり、かつ、受信した暫定識別子がすべて異なる場合、前記組合せ一覧表中の各暫定識別子に対する投票情報を更新し、かつ、前記集計者端末のみが前記組合せ一覧表と投票結果を求め、前記通信媒体からすべての投票者端末に開票として発信し、受信した暫定識別子に同一のものがある場合、前記集計者端末のみが前記通信媒体からすべての投票者端末に再度投票要求を発信し、前記集計者端末から前記開票を受信した前記投票者端末は、受信した組合せ一覧表と蓄積した最新の組合せ一覧表の比較結果と、前記投票結果の表示を受け、開票の正しさを確認し、確認情報と暫定識別子との組合せを、前記投票識別子を付して前記意味情報ネットワークに確認応答として返信し、すべての投票者端末と前記集計者端末が、前記投票者端末からの前記確認応答を受信し、確認情報を表示する簡易型無記名投票方法。
IPC (2件):
G06F 17/60 148 ,  G06F 17/60 502
FI (2件):
G06F 17/60 148 ,  G06F 17/60 502
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 電子投票システム
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-149303   出願人:株式会社東芝

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