特許
J-GLOBAL ID:200903018349117926

SPRセンサ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 野口 繁雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-134407
公開番号(公開出願番号):特開平10-307104
出願日: 1997年05月07日
公開日(公表日): 1998年11月17日
要約:
【要約】【課題】 被測定物質をセンサの金属薄膜表面に固定するための固定化物質を用いないで、容易に表面プラズモン共鳴を測定できるようにする。【解決手段】 セル2の外側面には金属薄膜6に対向する位置に電極14が設けられており、金属薄膜6と電極14の間には直流電源16が、金属薄膜6側がプラス極となるように接続されている。セル2内には金属薄膜6と電極14の間に電界が発生し、セル2中の試料液に含まれるマイナス電荷を持った被測定物質は、クーロン力により金属薄膜6の方向に引き寄せられる。光源装置10から楔形に集光して金属薄膜6との界面に入射した入射光8aは、セル2中の試料液の被測定物質が電界により金属薄膜6に近接することにより入射光8a中の特定の角度の光が吸収を受け、検出器12で検出された反射光8b中のその吸収を受けた入射角が求められる。
請求項(抜粋):
試料液が収容又は流れるガラス製セル内に金属薄膜が形成され、その金属薄膜の背面側からセルのガラスとセル中の試料液との界面で全反射する条件で光が入射され、その反射光が検出されて、その反射光中で強度が減少する入射角が測定されるSPRセンサにおいて、前記セル中にある試料液中の被測定物質に前記金属薄膜方向へ移動させる力を発生させる電界又は磁界を作用させる手段を備えたことを特徴とするSPRセンサ。
IPC (2件):
G01N 21/41 ,  G01N 21/27
FI (2件):
G01N 21/41 Z ,  G01N 21/27 C
引用特許:
審査官引用 (9件)
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