特許
J-GLOBAL ID:200903018402905524

レーダ距離測定装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 平木 祐輔 (外2名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-506541
公開番号(公開出願番号):特表2001-512839
出願日: 1998年08月06日
公開日(公表日): 2001年08月28日
要約:
【要約】本発明は、レーダ距離測定装置に関する。特に直線的に周波数変調された高周波信号が、アンテナを介して放射され、距離を求められるべき目標物体によって反射された反響信号と混合される。この場合、上記目標物体の距離は、混合結果の周波数を分析することによって計算できる。本発明の目標は、距離解像度を改善し、または測定精度を高めることである。この目標のために、最初に粗分析結果を得るために第1の周波数分析が行われる。前記粗分析結果は、フィルタ装置を制御するために用いられる。次いでフィルタ装置は、混合結果をその時間範囲で、目標物体の周波数の周囲の区分に制限する。次にこの区分について、離散フーリエ変換が行われ、第1の周波数分析よりも精密化された走査ステップによる分析結果を形成する。測定結果は、好ましくは目標物体によって決定される混合結果の周波数だけでなく、この周波数の振動の位相関係も考慮することにより、また測定結果を対応する波長部分で補完することにより、さらに精密化される。
請求項(抜粋):
レーダ距離測定装置であって、周波数変調された連続的な高周波信号をアンテナ(1)を介して測定されるべき距離に置かれている目標物体(4)に向ける送信器と、送信器から誘導された信号とアンテナ(1)もしくは別のアンテナによって受信された目標物体からの反響信号とを組み合わせるミクサ(5)と、混合結果の周波数分析を行うための周波数分析装置(11)と、さらに目標物体に起因する混合結果の周波数に対応する距離を表示するための表示装置(12)とを有する形式のものにおいて、 周波数分析装置(11)が、フィルタ装置(31)を制御するのに用いられる粗分析結果を形成するための第1の周波数分析器(29)を包含しており、フィルタ装置(31)が、目標物体に起因する周波数を包含している、時間範囲で当該周波数の周囲に限定された混合結果の区分を選択し、この区分について表示装置(12)と結合されている別の周波数分析器(30)によって、第1の周波数分析器(29)の走査ステップよりも精密化された走査ステップで離散フーリエ変換が実施されることを特徴とするレーダ距離測定装置。
Fターム (6件):
5J070AB17 ,  5J070AC02 ,  5J070AH31 ,  5J070AH35 ,  5J070AH42 ,  5J070AK22
引用特許:
出願人引用 (5件)
  • 特開平3-154888
  • FM-CWレーダ装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-292430   出願人:株式会社日立製作所
  • 高速フーリエ変換アナライザ
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-225696   出願人:横河電機株式会社
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