特許
J-GLOBAL ID:200903018426786038

GPS受信機の信号追尾装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴江 武彦 (外6名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-348997
公開番号(公開出願番号):特開2001-166027
出願日: 1999年12月08日
公開日(公表日): 2001年06月22日
要約:
【要約】【課題】この発明は、周波数の異なるL1及びL2測位信号に拡散されたWコードに影響を受けることなく、高精度な信号追尾を実現し得るようにすることにある。【解決手段】L1測位信号のL1C/A搬送波の周波数誤差に基づいてL1P(Y)搬送波補正周波数、L1P(Y)コード補正周波数、L2測位信号のL2P(Y)搬送波補正周波数、L2P(Y)コード補正周波数を算出して、L1測位信号のL1P(Y)搬送波及びL1P(Y)コードと、L2測位信号のL2P(Y)搬送波及びL2P(Y)コードの各位相誤差に対応した周波数誤差と、上記補正周波数変換処理手段で算出したL1P(Y)搬送波補正周波数、L1P(Y)コード補正周波数、L2P(Y)搬送波補正周波数、L2P(Y)コード補正周波数を、Pコードのコード単位に基づくタイミング間隔で積算、クリアを繰り返してL1P(Y)搬送波追尾、L1P(Y)コード追尾、L2P(Y)搬送波追尾及びL2P(Y)コード追尾を実行するように構成した。
請求項(抜粋):
周波数の異なるL1測位信号及びL2測位信号のうちのL1測位信号に含まれるL1・C/Aコードを追尾するL1・C/Aコード追尾手段と、前記L1測位信号のL1・C/A搬送波の位相誤差とL1・C/A搬送波レプリカ及びL1・C/A搬送波中心周波数情報に基づいてL1・C/A搬送波を追尾するL1・C/A搬送波追尾手段と、前記L1・C/A搬送波の位相誤差に対応した周波数誤差とL1・C/A搬送波中心周波数とを積算して求めたL1・C/A搬送波周波数誤差情報に基づいてL1測位信号のL1・P(Y)搬送波補正周波数、L1・P(Y)コード補正周波数、L2測位信号のL2・P(Y)搬送波補正周波数、L2・P(Y)コード補正周波数を算出する補正周波数変換処理手段と、前記L1測位信号に含まれるL1・P(Y)搬送波の位相誤差を積算して、Pコードのコード単位に基づいて設定されるタイミング間隔で前記L1・P(Y)搬送波補正周波数との積算、クリアを繰り返しながら該L1・P(Y)搬送波補正周波数とP搬送波レプリカに基づいてL1・P(Y)搬送波を追尾するL1・P(Y)搬送波追尾手段と、前記L1測位信号に含まれるP(Y)コードの位相誤差を積算して、前記Pコードのコード単位に基づいて設定されるタイミング間隔で前記L1・P(Y)コード補正周波数との積算、クリアを繰り返しながら該L1・P(Y)コード補正周波数とPコードレプリカに基づいてL1・P(Y)コードを追尾するL1・P(Y)コード追尾手段と、前記L21測位信号に含まれるL2・P(Y)搬送波の位相誤差を積算して、前記Pコードのコード単位に基づいて設定されるタイミング間隔で前記L2・P(Y)搬送波補正周波数との積算、クリアを繰り返しながら該L2・P(Y)搬送波補正周波数とP搬送波レプリカに基づいてL2・P(Y)搬送波を追尾するL2・P(Y)搬送波追尾手段と、前記L2測位信号に含まれるP(Y)コードの位相誤差を積算して、前記Pコードのコード単位に基づいて設定されるタイミング間隔で前記L2・P(Y)コード補正周波数との積算、クリアを繰り返しながら該L2・P(Y)コード補正周波数とPコードレプリカに基づいてL2・P(Y)コードを追尾するL2・P(Y)コード追尾手段とを具備したことを特徴とするGPS受信機の信号追尾素装置。
Fターム (7件):
5J062CC07 ,  5J062DD03 ,  5J062DD04 ,  5J062DD05 ,  5J062DD13 ,  5J062DD14 ,  5J062DD15
引用特許:
審査官引用 (2件)

前のページに戻る