特許
J-GLOBAL ID:200903018449744111

繊維強化樹脂成形品の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石野 正弘
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2006-083523
公開番号(公開出願番号):特開2007-253549
出願日: 2006年03月24日
公開日(公表日): 2007年10月04日
要約:
【課題】繊維強化樹脂成形品において、繊維が糸玉状になることを抑制し、繊維による補強効果を効果的に得ることができる繊維強化樹脂成形品の製造方法を提供する。【解決手段】繊維Fと、第1の熱可塑性マトリックス樹脂M1と、該第1の熱可塑性マトリックス樹脂よりも最低成形可能温度が高い第2の熱可塑性マトリックス樹脂M2とを含有する繊維強化樹脂成形品Pの製造方法は、繊維を第2の熱可塑性マトリックス樹脂によりコーティングし、第2の熱可塑性マトリックス樹脂によりコーティングされた繊維と第1の熱可塑性マトリックス樹脂とを、第2の熱可塑性マトリックス樹脂の最低成形可能温度未満、かつ第1の熱可塑性マトリックス樹脂の最低成形可能温度以上の温度で混練し成形することを特徴とする。また、上記繊維強化樹脂成形品の製造方法では、複数の繊維からなる繊維束が第2の熱可塑性マトリックス樹脂によりコーティングされる。【選択図】図1
請求項(抜粋):
繊維と、第1の熱可塑性マトリックス樹脂と、該第1の熱可塑性マトリックス樹脂よりも最低成形可能温度が高い第2の熱可塑性マトリックス樹脂とを含有し前記繊維により強化された繊維強化樹脂から成形されてなる繊維強化樹脂成形品の製造方法であって、 前記繊維を前記第2の熱可塑性マトリックス樹脂によりコーティングするコーティングステップと、 前記コーティングステップの後に、前記第2の熱可塑性マトリックス樹脂によりコーティングされた前記繊維と前記第1の熱可塑性マトリックス樹脂とを、前記第2の熱可塑性マトリックス樹脂の最低成形可能温度未満、かつ前記第1の熱可塑性マトリックス樹脂の最低成形可能温度以上の温度で混練する混練ステップと、 前記混練ステップの後に、前記第2の熱可塑性マトリックス樹脂によりコーティングされた前記繊維と前記第1の熱可塑性マトリックス樹脂とからなる繊維強化樹脂を所定の形状に成形する成形ステップと、 を備えていることを特徴とする繊維強化樹脂成形品の製造方法。
IPC (3件):
B29B 7/90 ,  B29C 45/00 ,  C08J 5/06
FI (3件):
B29B7/90 ,  B29C45/00 ,  C08J5/06
Fターム (27件):
4F072AB03 ,  4F072AC08 ,  4F072AD04 ,  4F072AD37 ,  4F201AA01 ,  4F201AA11 ,  4F201AA24 ,  4F201AB25 ,  4F201AC01 ,  4F201AR06 ,  4F201BA01 ,  4F201BC01 ,  4F201BC17 ,  4F201BK13 ,  4F201BK15 ,  4F206AA01A ,  4F206AA24A ,  4F206AB23C ,  4F206AB25A ,  4F206AB28 ,  4F206AC01B ,  4F206AC08B ,  4F206JA07 ,  4F206JF01 ,  4F206JF02 ,  4F206JF21 ,  4F206JN01
引用特許:
出願人引用 (1件) 審査官引用 (6件)
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