特許
J-GLOBAL ID:200903018450852432

繊維強化層一体型可撓性希土類ボンド磁石

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 岩橋 文雄 ,  坂口 智康 ,  内藤 浩樹
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-257223
公開番号(公開出願番号):特開2006-073880
出願日: 2004年09月03日
公開日(公表日): 2006年03月16日
要約:
【課題】永久磁石型モータの高出力、高効率化には空隙への強い静磁界と高速回転に耐える機械強度を有する環状、円弧状の薄肉異方性希土類ボンド磁石が必要である。【解決手段】オリゴマーまたはプレポリマー[A2]を被覆したSm2Fe17N3微粉末[A1b]、並びにNd2Fe14B粉末[A1a]と延伸性高分子[B1]を含む複合グラニュール[A]に、滑りを伴う溶融流動条件下で延伸性高分子[B1]、ケミカルコンタクト[C1]とともに、磁界中[A2]を含浸した不織布を介して圧縮成形し、ケミカルコンタクトポイント[C]の形成で繊維強化層[E]と共に自己組織化した構成とする。これにより、厚さ1mmで(BH)max139kJ/m3の繊維強化層を設けた磁石が略空隙なしで得られ、延伸によって、例えば直径24mm以上の環状にでき、磁石最外層に繊維強化層[E]を配置した堅牢な構成の永久磁石型モータとして、高出力、高効率化が図れる。【選択図】図4
請求項(抜粋):
希土類磁石粉末[A1]と反応基質を有するオリゴマーまたはプレポリマー[A2]、延伸性高分子[B1]とで構成した複合グラニュール[A]を、前記[A2]を含浸した不織布[E+A2]、延伸性高分子[B1]、ケミカルコンタクト[C1]と共に圧縮成形し、前記複合グラニュール[A]の周囲に、延伸性高分子[B1]を主成分とする境界相[B]を網目状に配し、ケミカルコンタクトポイント[C]で化学的に結合した、少なくとも一方の表層に繊維強化層[E]を設けた構造を有する繊維強化層一体型可撓性希土類ボンド磁石。
IPC (4件):
H01F 1/08 ,  B22F 3/00 ,  C22C 38/00 ,  H02K 15/03
FI (4件):
H01F1/08 A ,  B22F3/00 C ,  C22C38/00 303D ,  H02K15/03 A
Fターム (24件):
4K018AA27 ,  4K018BA18 ,  4K018BB04 ,  4K018BC08 ,  4K018BC12 ,  4K018CA02 ,  4K018CA04 ,  4K018CA09 ,  4K018CA11 ,  4K018GA04 ,  4K018HA08 ,  4K018JA21 ,  4K018KA46 ,  5E040AA04 ,  5E040AA06 ,  5E040BB04 ,  5E040BB06 ,  5E040NN14 ,  5H622AA03 ,  5H622CA01 ,  5H622CA05 ,  5H622DD02 ,  5H622PP01 ,  5H622QA01
引用特許:
出願人引用 (12件)
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審査官引用 (10件)
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